特許
J-GLOBAL ID:200903094329454479
二重構造たわみ管路を有する油圧装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-168345
公開番号(公開出願番号):特開2004-011833
出願日: 2002年06月10日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】高速バルブを備えた油圧配管(作動油の動きに伴う慣性力で振動を起こす)に生じ易い配管溶接部等の疲労劣化を防止する。【解決手段】油圧シリンダ(1)と油圧ポンプ(2)とを結ぶ配管(4A)(4B)の一部をたわみ管路(5)で形成する。たわみ管路(5)は、内側ホース(51)とそれを包囲する外側ホース(52)との二重構造を有し、ホース(51) (52)間の空間(53)は管路の作動油と同種の作動油が充填されている。継手金具(6)には、ホース空間(63)に開口する圧力取出し孔(67)を設けて圧力検出器(7)を取付けている。配管の振動はたわみ管(5)の柔軟性により吸収される。たわみ管の内側ホース(51)に亀裂が生じても油漏れは外側ホース(52)により防止され、かつホースの亀裂発生は圧力検出器(7)の検出信号が警報機(8)に出力され作業者に報知される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
高速度で動作する油圧弁(3)を備えた配管を介して油圧操作機(1)と油圧ポンプ(2)とが連結されている油圧装置において、
配管の一部がたわみ管路(5)からなり、たわみ管路(5)は、内側ホース(51)と外側ホース(52)とがホース両端の継手金具(6)に略同心円状に取付けられ、かつ内側ホースと外側ホースとの間の空間(53)に、管路の作動油と同種の作動油が充填されている二重構造を有すると共に、一方の継手金具(6)には、その外側面と前記ホース間の空間とに開口する貫通孔である圧力取出し孔(67)が形設され、その外側の開口部に圧力検出器(7)が取付けられており、たわみ管(5)のホースの損傷により生じる、前記ホース空間(53)の作動油の圧力変化を圧力検出器(7)で検知し、検知信号を警報機(8)に出力するようにした二重構造たわみ管路を有する油圧装置。
IPC (3件):
F15B20/00
, F16L39/02
, F17D5/04
FI (3件):
F15B20/00 E
, F16L39/02
, F17D5/04
Fターム (35件):
3H082AA01
, 3H082DA07
, 3H082DA18
, 3H082DA41
, 3H082EE03
, 3J071AA13
, 3J071BB02
, 3J071BB14
, 3J071CC06
, 3J071DD14
, 3J071EE07
, 3J071EE24
, 3J071EE37
, 3J106AA02
, 3J106AA06
, 3J106AB03
, 3J106BA01
, 3J106BB01
, 3J106BC04
, 3J106BC06
, 3J106BC10
, 3J106BD03
, 3J106CA08
, 3J106EA03
, 3J106EB02
, 3J106EB05
, 3J106EC01
, 3J106EC07
, 3J106ED03
, 3J106ED07
, 3J106ED08
, 3J106ED42
, 3J106ED43
, 3J106EE04
, 3J106EE13
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