特許
J-GLOBAL ID:200903094330888423

変速機用ギヤシフト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-208019
公開番号(公開出願番号):特開平10-047476
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】部品点数を増加させることなく簡単でしかも小型の構造で容易に付勢力をフォーク操作軸に付加し、かつ操作感覚に違和感を与えない。【解決手段】変速機のアッパケース16に軸方向に摺動可能に取付けられ摺動時に所定の第1〜第4の位置で軸心回りに回動してシフトフォーク11を操作するフォーク操作軸14と、フォーク操作軸に固着された操作軸制動レバー19と、アッパケースに摺動可能に設けられ主スプリング21により制動レバーに当接するように突出するプランジャ18とを備える。プランジャの中心に設けられた貫通孔18bに摺動可能にかつ突出可能にガイドピン24が設けられ、ガイドピンをプランジャから突出するように付勢する副スプリング26が主スプリング内に設けられる。ガイドピンは第2位置から第4位置、プランジャは第3位置から第4位置の間をフォーク操作軸が移動するとき制動レバーにそれぞれ当接する。
請求項(抜粋):
変速機のアッパケース(16)に軸方向に摺動可能に取付けられ摺動時に所定の第1、第2、第3及び第4の位置で軸心回りに回動してシフタフォーク(11)を操作するフォーク操作軸(14)と、前記フォーク操作軸(14)に固着された操作軸制動レバー(19)と、前記アッパケース(16)に前記フォーク操作軸(14)に平行にかつ摺動可能に設けられ主スプリング(21)により前記制動レバー(19)に当接するように突出するプランジャ(18)とを備え、前記第1位置を高速段位置、前記第2位置を中速段位置、前記第3位置を低速段位置、及び前記第4位置を後退段位置とする変速機用ギヤシフト装置において、プランジャ(18)の中心に設けられた貫通孔(18b)に摺動可能にかつ前記プランジャ(18)から突出可能にガイドピン(24)が設けられ、前記主スプリング(21)より小さいばね定数を有し前記ガイドピン(24)を前記プランジャ(18)から突出するように付勢する副スプリング(26)が前記主スプリング(21)内に設けられ、前記ガイドピン(24)は前記フォーク操作軸(14)が前記第2位置から前記第4位置の間を移動するとき前記制動レバー(19)に当接し、前記プランジャ(18)は前記フォーク操作軸(14)が前記第3位置から前記第4位置の間を移動するとき前記制動レバー(19)に当接するように構成されたことを特徴とする変速機用ギヤシフト装置。

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