特許
J-GLOBAL ID:200903094331868922

防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-166922
公開番号(公開出願番号):特開平5-010373
出願日: 1991年07月08日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 高周波の振動のみならず低周波の振動をも確実に吸収する。【構成】 受圧液室34内へ支持ブロック26に連結された振動体71を配設し、受圧液室34の内壁面との間に隙間84を設ける。振動体71に長尺状の第1制限通路80を貫通形成する。第1制限通路80の一端を受圧液室34へ連結し、他端を支持ブロック26内に設けた第1副液室64に連結する。低周波振動時には液体が第1制限通路80内で液柱共振するが、第1制限通路80は長尺状とされているため液柱共振が大きく、高い損失係数(tanδ)が得られるため低周波の振動が確実に吸収される。高周波振動時には、受圧液室34Aの液体が隙間84近傍で液柱共振して動ばね定数が低下される。
請求項(抜粋):
振動発生部又は振動受部の一方に連結される第1の取付部材と、振動発生部又は振動受部の他方に連結される第2の取付部材と、前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との間に設けられ振動発生時に変形する弾性体と、前記弾性体を隔壁の一部として拡縮可能な受圧液室と、を備えた防振装置であって、振動発生部に連結される前記第1の取付部材又は前記第2の取付部材の何れか一方に取り付けられると共に前記受圧液室内に配設され前記受圧液室の内壁面との間に隙間を形成する振動体と、前記受圧液室とは隔離された第1副液室と、前記振動体内に貫通し前記受圧液室と前記第1副液室とを連結する長尺状の第1制限通路と、を設けたことを特徴とする防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/00 ,  B60K 5/12

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