特許
J-GLOBAL ID:200903094333755220

ワイパー連結機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-140923
公開番号(公開出願番号):特開平10-315921
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 主ステーの中央部に長手方向に平行な側壁を設けて、該側壁間に回動自在なホルダーと連結具を回動自在に軸着する回動軸を固定したワイパー連結機構に配設する先端に突起を形成して成る棒状型式のアームを連結する連結具を提供するものである。【解決手段】 逆チャンネル型の抱持具の内側に、U字状に折り曲げた上板を山形に折り曲げた基板と、この基板の回動をセーブし且つアーム固定機能を発揮する抑え板を組み込んで中間連結部材を構成し、この中間連結部材の基板に、ワイパー連結機構に固定した回動軸に軸着したコネクターを嵌合する構成とした。
請求項(抜粋):
主ステーの中央部に長手方向に向けた平行の側壁を配し、該側壁間に、回動自在なホルダーを配するとともに、該ホルダーに対向して回転軸を固定して成る連結部を配した型式のワイパーの該回転軸に、先端に突起を形成して成る棒状型式のアームを連結するワイパー連結具を配して成るワイパー連結機構において、逆チャンネル型部材の両側板を、突片嵌入溝をはさんで、前方をピン挿通孔を穿設するとともに、底辺を基板の巾狭部に嵌合する嵌入辺を形成した基板嵌合側板とし、後方を前後に抱え片を形成して成る抑え板嵌合側板とし、天井板の後方に小孔を穿設して抱持具となし、該抱持具には抱持具の後方の抑え板嵌合側板の内側に、先端近くの両横に突片を設け、且つ、後端をレバーとする弾性板の後端近くを山形に突出させた押圧部とする抑え板を、該抑え板の前記突片を該抱持具の突片嵌入溝に合致し、該抑え板の押圧部を抱持具の天井板に設けた小孔に合致して配するとともに、該抱持具の抱え片をそれぞれ内側に折り曲げて前記抑え板を抱持し、該抱持具の前方の突出部嵌合側板の内側に、U字状に折り曲げ、巾狭部を形成した折返し板である上板の巾狭部を山形に折り曲げて突出部を形成して成る基板を、該基板の前記突出部の内側の空間部を前記抱持具の突出部嵌合側板の側面に穿設したピン挿通孔の位置に合致して位置させるとともに、前記突出部嵌合側板の底辺の嵌入辺を前記基板の上板の突出部の裾部の巾狭部に嵌合し、一方の突出部嵌合側板のピン挿通孔から他方の突出部嵌合側板のピン挿通孔に向けて、前記基板の突出部の内側空間部を貫通してピンを貫通し、貫通したピンの両端をかしめて前記基板を回動自在に配置するとともに、前記基板の上板の後端を前記抑え板の先端に係合させ、前記各部材を以て中間連結部材となし、該中間連結部材に組み込まれた基板のU字状折り曲げ部の内側に、断面U字状に形成し、少なくとも上面の両側にガイド壁を設け、且つ、下面の先方に主ステーに設けたワイパーの連結部に固定された回転軸に係合する係合溝を形成して成るコネクターを以て着脱自在に装着できるようにしてワイパー連結具を構成したことを特徴とするワイパー連結機構。

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