特許

J-GLOBAL ID：200903094352300136

ポリエステル極細マルチフイラメントの溶融紡糸方法

発明者： 角野 和康 ,  野田 靖 ,  樋口 照雄
出願人/特許権者： 日本エステル株式会社
代理人 (1件)： 児玉 雄三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-267226
公開番号（公開出願番号）：特開平5-078911
出願日： 1991年09月18日
公開日（公表日）： 1993年03月30日
要約：

【要約】【目的】 ポリエステル極細マルチフィラメントを高速紡糸で,特殊な装置を使わず,簡単に,かつ安定して生産することができる溶融紡糸方法を提供する。【構成】 口金1面と引取りローラ7との間に,ローラ式オイリング装置4,6を2段に配設する。2つのオイリング装置4,6における油剤濃度と,オイリングローラ上に形成される油剤膜厚を,それぞれ特定の範囲以内に設定して油剤を付与した後,引取る。

請求項（抜粋）：

紡糸引取り後の単糸繊度が0.7d以下で,フィラメント数が100 〜200 のポリエステル極細マルチフィラメントを溶融紡糸し,油剤を付与した後,引取り速度2500〜4000m/分で引取る方法において,口金面と引取りローラとの間にローラ式オイリング装置を2段に配設し,口金面に近い1段目のローラ式オイリング装置における油剤濃度C1(重量%)と,このオイリングローラ上に形成される油剤膜厚T1(μm)及び引取りローラに近い2段目のローラ式オイリング装置における油剤濃度C2(重量%)と,このオイリングローラ上に形成される油剤膜厚T2(μm)とが各々下記式を満足するようにして油剤を付与することを特徴とするポリエステル極細マルチフィラメントの溶融紡糸方法。2≦C1 ≦8.........?@5≦T1 ≦20......?A10≦C2 ≦16......?B20≦T2 ≦40......?C

IPC (3件)：

D01F 6/62 303 ,  D01D 5/096 ,  D01F 6/62 301

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭56-107006
  
• 特開昭53-139816