特許
J-GLOBAL ID:200903094353393553

塩素化ポリオレフィンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-241909
公開番号(公開出願番号):特開平6-093018
出願日: 1992年09月10日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 水性懸濁法で、トルエンやキシレン等の有機溶剤に対する溶解性に優れ、塗料やインキの用途に適した塩素化ポリオレフィンを効率的に製造する。【構成】 重量平均分子量4000、密度0.93g/cm2 の市販ポリエチレン粒子を、例えば最大粒径が10μm 以下になるように粉砕する。このポリエチレン粉砕品100重量部を、反応器に仕込みこれに水800部を入れ、さらに分散剤として、エチレンオキサイド-プロピレンオキサイド共重合体0.2重量部を添加する。反応器を加熱して70°Cに保持し攪拌下で、これに高圧水銀灯(波長254〜560nm)を照射しながら塩素ガスを吹き込んで、8.5時間塩素化反応を行う。生成した塩素化ポリエチレン粒子の平均塩素含有量は61.0重量%で、これを25°Cのトルエンに20重量%の割合で溶解させると、全部が完全に透明に溶解し、不溶解部分は全く生じない。
請求項(抜粋):
ポリオレフィンを水性媒体中に懸濁させ、これを塩素化して塩素化ポリオレフィンを製造する方法において、ポリオレフィンとして、表面から中心に至る最大肉厚が30μm 以下の粉末粒子を使用することを特徴とする塩素化ポリオレフィンの製造方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-036302

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