特許

J-GLOBAL ID：200903094361722000

電動車両のモータ制御装置

発明者： 鈴木 宏康
出願人/特許権者： スズキ株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勇
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-228829
公開番号（公開出願番号）：特開平8-070501
出願日： 1994年08月30日
公開日（公表日）： 1996年03月12日
要約：

【要約】【目的】 駆動回路の過熱保護又はバッテリの過放電保護のためにモータを制動する場合に、一定時間内であれば自走できるようにする。【構成】 モータ制御装置10は、電源スイッチ12と、モータ14の駆動回路16の温度TD を測定する温度センサ18と、バッテリ20の電力の残容量WBを測定するバッテリ残容量測定手段24と、電源スイッチ12の投入からの時間tを測定するとともに駆動回路16を制御するマイクロコンピュータ26とを備えている。マイクロコンピュータ26は、温度TD が基準値TMAX 以上になった場合又は残容量WB が走行可能な最低限の基準値WMIN になった場合、時間tが一定時間tON以内であるときには、モータ14を駆動できるように駆動回路16を制御する。そうでないときは、モータ14を制動するように駆動回路16を制御する。

請求項（抜粋）：

電源スイッチと、モータの駆動回路の温度を測定する温度センサと、この温度センサで測定された温度が一定以上になった場合には,前記モータを制動するように前記駆動回路を制御する制御手段とを備えた電動車両のモータ制御装置において、前記電源スイッチの投入からの時間を測定する時間測定手段が付設されており、この時間測定手段で測定された時間が一定以内である場合に、前記制御手段は、前記温度センサで測定された温度が一定以上であっても,前記モータを駆動できるように前記駆動回路を制御することを特徴とする電動車両のモータ制御装置。