特許
J-GLOBAL ID:200903094370986754
比熱容量測定方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 欣一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-242534
公開番号(公開出願番号):特開平11-083770
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 従来の方法に比べて測定回数を減少し、試料の比熱容量を精度良く測定することができる比熱容量測定方法及び装置を提供する。【解決手段】 示差走査熱量計において、試料側感熱板1及び参照物質側感熱板2を、周囲物体4を介して所定の昇温速度で加熱し、前記試料側感熱板1上の容器81 及び参照物質側感熱板2上の容器82 をそれぞれ空にしたときの試料側感熱板1及び参照物質側感熱板2と周囲物体4との温度差を同時に測定し、また前記試料側感熱板1上の容器81 に熱容量が未知の試料を入れ、前記参照物質側感熱板2上の容器82 に熱容量が既知の標準試料を入れたときの試料側感熱板1及び参照物質側感熱板2と周囲物体4との温度差を同時に測定し、比熱容量演算手段10により所定の式から試料側容器81 に入れられた未知試料の熱容量C1sを算出し、該熱容量C1sから未知試料の比熱容量を算出する。
請求項(抜粋):
示差走査熱量計において、試料側感熱板及び参照物質側感熱板を、周囲物体を介して所定の昇温速度で加熱し、前記試料側感熱板上の容器及び参照物質側感熱板上の容器をそれぞれ空にしたときの試料側感熱板及び参照物質側感熱板と周囲物体との温度差を同時に測定し、また前記試料側感熱板上の容器に熱容量が未知の試料を入れ、前記参照物質側感熱板上の容器に熱容量が既知の標準試料を入れたときの試料側感熱板及び参照物質側感熱板と周囲物体との温度差を同時に測定し、下式C1s=C2r(Y1s-Y1b)/(Y2r-Y2b)但し、 Y1b、Y2b:試料側容器及び参照物質側容器が空のときの試料側感熱板及び参照物質側感熱板と周囲物体との温度差Y1s:試料側容器に熱容量が未知の試料を入れたときの試料側感熱板と周囲物体との温度差Y2r:参照物質側容器に熱容量が既知の標準試料を入れたときの参照物質側感熱板と周囲物体との温度差C2r:参照物質側容器に入れた標準試料の既知熱容量より試料側容器に入れられた未知試料の熱容量C1sを算出し、該熱容量C1sから未知試料の比熱容量を算出することを特徴とする比熱容量測定方法。
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