特許
J-GLOBAL ID:200903094381269345

ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291650
公開番号(公開出願番号):特開平11-108087
出願日: 1997年10月08日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 ブリッジ部とアウタ脚部との剛性をディスクの回転方向入口側と出口側とで実質的に等しくでき、摩擦パッドに偏摩耗等が生じるのを抑える。【解決手段】 キャリパ5の各シリンダボアをディスク1の回転方向出口側寄りに一定寸法だけ偏心させた状態で配設し、ディスク1に対するインナ側の摩擦パッドの面圧をディスク1の回転方向入口側で小さくする。また、キャリパ5のブリッジ部および爪部13A,13B,13Cを各シリンダボアの偏心量に対応してディスク1の回転方向出口側寄りに偏心させる。さらに、爪部13A,13B,13Cのうち爪部13A,13Cの肉厚をディスク1の周方向でほぼ等しく形成し、これにより爪部13A,13Cの剛性を実質的に同等に設定する。
請求項(抜粋):
ディスクの外周側を跨ぐブリッジ部の一側にシリンダボアが形成され、他側には少なくとも一対の爪部を有するアウタ脚部が形成されたキャリパと、前記ディスクの両面側に位置して該ディスクの周方向に沿って延び、該キャリパによりディスクの両面側に押圧されるインナ側およびアウタ側の摩擦パッドとからなり、前記シリンダボアは該摩擦パッドに対して前記ディスクの回転方向出口側寄りに偏心させてなるディスクブレーキにおいて、前記キャリパのアウタ脚部を、前記摩擦パッドに対して前記ディスクの回転方向出口側寄りに偏心させ、前記アウタ脚部の各爪部のうち前記ディスクの回転方向入口側の爪部と出口側の爪部とを前記ディスクの周方向に対しほぼ等しい肉厚をもって形成する構成としたことを特徴とするディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 55/224 112 ,  F16D 65/095
FI (2件):
F16D 55/224 112 A ,  F16D 65/095 C
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-255728

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