特許
J-GLOBAL ID:200903094383743214

オレフィン系熱可塑性エラストマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-096772
公開番号(公開出願番号):特開平7-113025
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【構成】結晶性ポリオレフィン樹脂と、オレフィン系ゴムとを特定の割合で含有している混合物を、有機ペルオキシドの存在下で動的に熱処理して得られる部分的に架橋された熱可塑性エラストマーであって、この有機ペルオキシドが、分子中に1個または2個のパーオキサイド結合を有し、かつ、分子量を1分子中のパーオキサイド結合の数で割った値が200以下の飽和脂肪族化合物であることを特徴とするオレフィン系熱可塑性エラストマー。【効果】上記のオレフィン系熱可塑性エラストマーは、耐フォギング性に優れるとともに、軽量でリサイクルが容易であり、焼却しても有害なガスが発生することがなく、しかも、比較的安全に製造することができる。したがって、このような効果を有する熱可塑性エラストマーは、特に耐フォギング性が要求される自動車内装材などの用途に利用することができる。
請求項(抜粋):
結晶性ポリオレフィン樹脂(A)15〜70重量部と、オレフィン系ゴム(B)30〜85重量部[成分(A)および(B)の合計量は、100重量部とする]とからなる混合物を、有機ペルオキシドの存在下で動的に熱処理して得られる部分的に架橋された熱可塑性エラストマーであって、該有機ペルオキシドが、分子中に1個または2個のパーオキサイド結合を有し、かつ、分子量を1分子中のパーオキサイド結合の数で割った値が200以下の飽和脂肪族化合物であることを特徴とするオレフィン系熱可塑性エラストマー。
IPC (2件):
C08L 23/00 LDD ,  C08K 5/14 KES
引用特許:
審査官引用 (6件)
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