特許
J-GLOBAL ID:200903094383883059

下水の消化脱水汚泥に、農山村の有機廃棄物を主とした幾種かの有機物を混合して、造粒し、マイクロ波処理して、顆粒の全有機質肥料を製造する方法及びその顆粒全有機質肥料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-261949
公開番号(公開出願番号):特開平9-071491
出願日: 1995年09月04日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】 都市の最も厄介な廃棄物の下水消化脱水汚泥と農山村の最も多量の廃棄物の籾殻灰等と、有機質の大豆油粕、骨粉等をキルン乾燥の汚泥に加えて、混合し、肥料3成分の合計含有率を8%以上とし、顆粒の全有機質肥料として、都市と農村の廃棄物の共同のリサイクルシステムとする。【構成】 製造を下記の5工程とする。第一工程 消化脱水汚泥の乾燥第二工程 乾燥した汚泥を破砕して有機質を混合する。第三工程 混合物の造粒第四工程 最後にマイクロ波を使用し、遠赤外線又は熱風で蒸発熱を補足する。マイクロ波は内部加熱形で、乾燥による変形や亀裂を防止し、殺菌、防黴、雑草の種の不活性化を行う。第五工程 計量 袋詰め
請求項(抜粋):
第1工程下水の消化脱水汚泥と、農村の有機廃棄物の籾殼等を主とし、その他有機質の油かす、骨粉等を混合する。その割合は、消化脱水汚泥の含水率を0%とした時に残る固形物即ち乾燥汚泥の約80%/重量の有機廃棄物及び有機質を混合する。その結果、混合物の肥料3成分即ち窒素、燐酸、酸化カリの合計含有率を約9〜10%とする。また混合により、消化脱水汚泥の含水率を約76%より64%台にまで低下させ、重金属含有率も約40%減少する。
IPC (7件):
C05F 15/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C02F 11/00 ,  C05F 3/00 ,  C05F 5/00 ,  C05F 7/00
FI (8件):
C05F 15/00 ,  C02F 11/00 C ,  C02F 11/00 B ,  C05F 3/00 ,  C05F 5/00 ,  C05F 7/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 N

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