特許
J-GLOBAL ID:200903094386409730

キレート化剤を含む濃縮した安定な布帛柔軟化組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-505991
公開番号(公開出願番号):特表平11-509277
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】生物分解性布帛柔軟化活性分および添加されたキレート化剤を含む透明または半透明の布帛柔軟化組成物が開示される。生物分解性の布帛柔軟化活性分は、好ましくは式(1)(前記式中、それぞれのR置換基は、水素であるか、または短鎖C1〜C6、好ましくはC1〜C3アルキル、またはヒドロキシアルキル基、例えばメチル(最も好ましい)、エチル、プロピル、ヒドロキシエチルなど、ベンジル、またはそれらの混合物であり、それぞれのmは、2または3であり、それぞれのnは、1〜約4であり、好ましくは2であり、それぞれのYは、-O-(O)C-、-(R)N-(O)C-、-C(O)-N(R)-、または-C(O)-O-であり、好ましくは-O-(O)C-であり、それぞれのR1の和(Yが-O-(O)C-または-(R)N-(O)C-であるときには1を加えたもの)は、C6〜C22であり、好ましくはC12〜22であり、更に好ましくはC14〜C20であるが、1個だけのR1またはYR1の和が約12未満であれば、他のR1またはYR1の和は少なくとも約16であり、それぞれのR1は、長鎖C5〜C21(またはC6〜C22)、好ましくはC9〜C19(またはC9〜C20)、最も好ましくはC11〜C17(またはC12〜C18)の直鎖、分岐した、不飽和またはポリ不飽和アルキルであり、R1の親脂肪酸の平均ヨウ素価は約20〜約140である)を有する。キレート化剤は、好ましくはジアミントリアミン五酢酸である。この組成物は、優れた透明性を示し、ハンター色分析の透過モードでの曇り度は90%未満であり、好ましくは50%未満である。
請求項(抜粋):
A. i. 式(前記式中、 それぞれのRは、水素であるか、または短鎖C1〜C6アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、 それぞれのmは、2または3であり、 それぞれのnは、1〜4であり、 それぞれのYは、-O-(O)C-、-(R)N-(O)C-、-C(O)-N(R)-、または-C(O)-O-であり、 それぞれのR1における炭素の和(Yが-O-(O)C-または-(R)N-(O)C-であるときには1を加えたもの)が、C6〜C22であるが、1個だけのR1またはYR1の和が約12未満であれば、他のR1またはYR1の和は少なくとも約16であり、それぞれのR1は、長鎖C5〜C21の直鎖、分岐した、不飽和またはポリ不飽和アルキルであり、R1の親脂肪酸の平均ヨウ素価は約20〜約140である)を有する化合物、 ii. 式(前記式中、 それぞれのY、R、R1およびX(-)は、前記と同じ意味を有する)を有する化合物、および iii. それらの混合物からなる群から選択される生物分解性の布帛柔軟剤活性分を組成物の約2重量%〜約80重量%、好ましくは4重量%〜50重量%、最も好ましくは10重量%〜40重量%、 B. ClogPが約0.15〜約0.64である主溶媒を組成物の約40重量%未満、 C. 好ましくは、ジエチレントリアミン五酢酸、エチレンジアミン四酢酸、エチレンジアミン-N,N′-二コハク酸、ジエチレントリアミン-N,N,N′,N′′,N′′-ペンタキス(メタンホスホン酸)、ニトリロ三酢酸、およびそれらの混合物からなる群から選択され、最も好ましくはジエチレントリアミン五酢酸であるキレート化材料を組成物の約0.001重量%〜約10重量%、好ましくは0.01重量%〜5重量%、 D. 場合によっては、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、1,3-プロパンジオール、プロピレンカーボネート、およびそれらの混合物からなる群から選択される低分子量の水溶性溶媒を透明性を向上させるのに十分な有効量であって、前記水溶性溶媒はそれ自体では透明な組成物を形成しないもの、および E. 残量の水を含んでなる、透明な布帛柔軟化組成物。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭63-069884
  • 特表平7-505189
  • 特開昭57-128269
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