特許
J-GLOBAL ID:200903094410061236

インバータの助走運転制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047983
公開番号(公開出願番号):特開平6-261599
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 負荷モータの駆動を助走用インバータから運転用インバータへに切り替える際、両インバータの切り替え時のショックを防止すること。【構成】 助走用インバータ8により負荷モータ1M〜NMの回転数を立ち上げ、助走用インバータ8の出力周波数が設定値に一致したとき、設定到達検出回路13が出力を発生し、位相制御回路15により助走用インバータ8と運転用インバータ2の出力電圧位相が一致するように制御する。両インバータの同期の完了を同期検出回路16が検出すると、シーケンス回路14は第1および第2の開閉手段88M1〜88NMと88S1〜88NSを切り替える。その際、シーケンス回路は上記第1および第2の開閉手段を短時間同時にオンにして運転用インバータ2と助走用インバータ8を並列運転する。このため、負荷モータの駆動インバータをスムーズに瞬断なく切り替えることができる。
請求項(抜粋):
負荷を駆動する負荷モータと、負荷モータを停止状態から運転時の回転速度まで立ち上げる助走用インバータと、生産時、負荷モータを駆動する運転用インバータと、負荷モータの起動時、助走用インバータの出力と負荷モータとを接続する第1の開閉手段と、生産時に運転用インバータの出力と負荷モータとを接続する第2の開閉手段と、助走用インバータの出力周波数が設定した周波数に一致したとき出力を発生する設定到達検出手段と、上記設定到達検出手段が出力を発生したとき、第1の開閉手段をオフにして、第2の開閉手段をオンとするシーケンス回路とを備えたインバータの助走運転制御システムにおいて、助走用インバータと運転用インバータの出力側に交流リアクトルを設けるとともに、設定到達検出手段が出力を発生したとき、運転用インバータと助走用インバータの出力電圧位相とが一致するように、助走用インバータの出力電圧位相を制御する位相制御回路と、運転用インバータと助走用インバータとの出力電圧位相が一致したことを検出する同期検出回路とを設け、同期検出回路が出力を発生したとき、上記シーケンス回路が、第1および第2の接触器を共に投入状態にして、運転用インバータと助走用インバータとを短時間並列同期運転させた後、第2の接触器をオフとして、運転用インバータにより負荷モータを駆動するように構成したことを特徴とするインバータの助走運転制御システム。
IPC (5件):
H02P 7/74 ,  H02J 9/06 504 ,  H02M 7/48 ,  H02P 1/52 ,  H02P 7/63 302

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