特許
J-GLOBAL ID:200903094412235541

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-090590
公開番号(公開出願番号):特開平5-288166
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】冷凍および空調用冷媒圧縮機として使用される背圧室を持つスクロール圧縮機において、吐出ガスの温度上昇を抑制すると共に、吸入圧力と吐出圧力の比が大きい場合でも、旋回スクロールの固定スクロールへの押し付け力を確保する。【構成】導通路5cを介して背圧室15と導通している圧縮室内にインジェクション孔7aよりインジェクションされた液冷媒は、導通路5cを介して背圧室15内に流入し背圧室15内の温度を下げると共に背圧を上昇させる。さらに、もう1つの導通路5dを介して背圧室と導通する圧縮室に流入し、圧縮室内の温度を下げる。【効果】導通路を介して背圧室と導通している圧縮室内に液冷媒をインジェクションすることにより、吐出ガスの温度上昇を抑制し、さらに吸入圧力と吐出圧力の比が大きい場合でも、旋回スクロールの固定スクロールへの押し付け力を確保することができる。
請求項(抜粋):
互いにラップが向い合っている固定スクロールと旋回スクロールにより圧縮室が形成され、旋回スクロールの背面に、旋回スクロールとフレームにより背圧室が形成され、該背圧室と圧縮途中の両スクロール部材により形成される圧縮室とが導通路を介して連通し、該背圧室の圧力が吸入圧力と吐出圧力の中間の圧力に保持されているスクロール圧縮機において、前記導通路を介して該背圧室と導通している圧縮途中の圧縮室あるいは導通前の圧縮室に、液状の冷媒をインジェクションする回路を備えたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-349987
  • 特開平4-040278

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