特許
J-GLOBAL ID:200903094426060884

膨れ抵抗性および臨界出力性能の向上した燃料バンドル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005517
公開番号(公開出願番号):特開平6-294880
出願日: 1994年01月24日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 沸騰水型原子炉用の燃料バンドルにおいて、燃料バンドルのチャネルの膨れ抵抗性(bulge resistance)及び臨界出力性能の改善を図る。【構成】 9×9以上の高密度の燃料棒配列を有する燃料バンドル(B) において、角部の燃料棒を配列から取除く(Figs.3,5)。その結果、配列中における残りの燃料棒のピッチ(R/R) を増大させることが可能となる。更にまた、このように角部の燃料棒を取除いた配列と共に、「より緩やかな湾曲を付与するような曲率半径の増大した湾曲角部(Fig.7;21)」又は「平坦化された角部(Fig.8;24)」を有する燃料バンドルチャネル(C) が使用される。いずれの場合にも、燃料バンドルチャネルの平坦な側面の有効長さ(Fig.2;L1)が減少する(Fig.3;L2)結果、燃料バンドル(B) は膨れ抵抗性および臨界出力性能の向上を示す。
請求項(抜粋):
一群の直立した燃料棒を支持すると共に、減速用の冷却水を流入させるために役立つ下部タイプレートと、9×9またはそれより高い密度の配列を成す一群の直立した燃料棒であって、前記配列から角部の燃料棒が取除かれている結果として上下左右の最外列中に含まれる燃料棒が前記配列中における本来の数より2本だけ少なくなっているような燃料棒と、前記配列中の前記燃料棒の少なくとも一部を直立状態に支持するために役立つ上部タイプレートと、特定の鉛直方向位置において前記燃料棒の各々を包囲し、それによって前記燃料棒同士が接触して摩擦し合わないように前記燃料棒を離隔状態に維持するために役立つ複数のスペーサと、前記下部タイプレートの近傍から前記上部タイプレートの近傍にまで延び、かつ前記燃料棒のピッチを越える増大した曲率半径を有する湾曲した角部を含む燃料バンドルチャネルと、を備えて成る燃料バンドル。
IPC (2件):
G21C 3/328 ,  G21C 3/33
FI (2件):
G21C 3/30 GDB W ,  G21C 3/30 GDB L

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