特許
J-GLOBAL ID:200903094432404498

冷却制御方法、冷却制御装置及び冷却水量計算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-012417
公開番号(公開出願番号):特開2007-190597
出願日: 2006年01月20日
公開日(公表日): 2007年08月02日
要約:
【課題】予め定められた冷却終了温度まで鋼板を冷却する際に、冷却装置の上下面から噴射する冷却水量を迅速に制御して、上面と下面の冷却速度の差により発生する鋼板の形状悪化を高精度に防止することができるようにする。【解決手段】鋼板が冷却装置の内部を通過する時の温度を、冷却装置の入側に設置されている冷却入側温度計の計測値に基づいて、鋼板を所定の温度に冷却するまでに必要な冷却条件を冷却装置の内部の複数位置について演算して予定冷却スケジュールを設定し、設定された温度と冷却下部水量密度とから、熱伝達係数を計算し、計算された熱伝達係数から、冷却上部水量密度を計算し、冷却下部水量密度と冷却上部水量密度との比に基づいて、冷却装置の冷却水量を制御するようにして、予め定められた冷却終了温度まで鋼板を冷却するために、冷却装置の上下面から噴射する冷却水量を制御するために必要な計算量を簡素化する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
圧延直後の鋼板を冷却装置で冷却するための冷却制御方法であって、 前記鋼板が前記冷却装置の内部を通過する時の温度を、前記冷却装置の入側に設置されている温度計の計測値に基づいて、前記鋼板を所定の温度に冷却するまでに必要な冷却条件を前記冷却装置の内部の複数位置について演算して予定冷却スケジュールを設定する予定冷却スケジュール設定工程と、 前記予定冷却スケジュール設定工程によって設定された予定冷却スケジュールにおける温度と、前記鋼板の片面を冷却する冷却水における第1の冷却水量密度とから、熱の伝わりやすさを示す熱伝達係数を計算する熱伝達係数計算工程と、 前記熱伝達係数計算工程によって計算された熱伝達係数から、前記鋼板の逆面を冷却する冷却水における第2の冷却水量密度を計算し、前記第1の冷却水量密度と前記第2の冷却水量密度との上下比を計算する上下比計算工程と、 前記上下比計算工程によって計算された上下比に基づいて、前記冷却装置の内部を通過する鋼板を冷却する冷却水量を制御する冷却水量制御工程とを有することを特徴とする冷却制御方法。
IPC (3件):
B21B 45/02 ,  B21B 37/76 ,  B21B 37/00
FI (4件):
B21B45/02 320T ,  B21B45/02 320V ,  B21B37/00 132A ,  B21B37/00
Fターム (5件):
4E024AA02 ,  4E024AA07 ,  4E024AA08 ,  4E024BB07 ,  4E024BB08
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特公平7-41303号公報
  • 特開昭60-210313号公報
  • 特公平7-29139号公報
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