特許
J-GLOBAL ID:200903094442387486

周波数シンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-238163
公開番号(公開出願番号):特開平8-102668
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、位相同期ループ(PLL)を用いた周波数シンセサイザに関し、PLLが非同期状態のときに、可変分周器への入力周波数が限界周波数以内となるように、前段の分周器の分周数を変更することにより、非同期時の再引込みを確実なものにしながら、同期時においてはスペクトル純度の劣化を引き起こさないようにすることを目的とする。【構成】 基準信号源1,第1分周器2,位相比較器3,ループフィルタ4,電圧制御発振器5,第2分周器6,可変分周器7とからなる位相同期ループを用いた周波数シンセサイザにおいて、第1分周器2及び第2分周器6が複数の分周数で分周しうる可変分周器として構成されるとともに、PLLが非同期状態のときに、可変分周器7への入力周波数が限界周波数以内となるように、第2分周器6の分周数をn倍にするような変更を行なわせるとともに、第1分周器2の分周数も同じくn倍にするような変更を行なわせる制御器8を設けるように構成する。
請求項(抜粋):
基準信号を発生する基準信号源と、該基準信号源からの該基準信号を分周する第1分周器と、該第1分周器からの出力を一方の入力端に受け他方の入力端から入力される信号との間で位相比較を行なう位相比較器と、該位相比較器の出力を平滑するループフィルタと、該ループフィルタの出力により発信周波数を制御される電圧制御発振器と、該電圧制御発振器の出力を分周する第2分周器と、該第2分周器の出力を更に可変の分周数で分周し、その分周出力を該位相比較器の他方の入力端へ入力する可変分周器とからなる位相同期ループを用いた周波数シンセサイザにおいて、上記の第1分周器及び第2分周器が複数の分周数で分周しうる可変分周器として構成されるとともに、位相同期ループが非同期状態のときに、該可変分周器への入力周波数が限界周波数以内となるように、該第2分周器の分周数をn倍にするような変更を行なわせるとともに、該第1分周器の分周数も同じくn倍にするような変更を行なわせる制御器が設けられたことを特徴とする、周波数シンセサイザ。
IPC (2件):
H03L 7/183 ,  H03L 7/10
FI (2件):
H03L 7/18 B ,  H03L 7/10 A

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