特許
J-GLOBAL ID:200903094443244166

袋束取出し方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-029035
公開番号(公開出願番号):特開平5-193745
出願日: 1992年01月21日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 90°ずつ角度を変えて4束の袋束を配置して袋束層を形成し、順次角度を変える方向を逆にして袋束層を交互に積み重ねてなる袋束積層体から自動的にしかも確実に最上段の1個の袋束だけを取り出すことができ、取り出し作業が安全な袋束取出し方法を提供する。【構成】 袋束積層体15の上から2段目に位置する袋束層14内の幅方向略中央に外方から差し込み片7を挿入し、差し込み片7より上方の袋を持ち上げて、その下の袋束層14との間に間隙を設け、次に、間隙にクランプ6を挿入して間隙の上方の1個の袋束13 ́を把持し、さらに、差し込み片7を抜き、クランプ6の下の間隙に移送プレート9を差し込んだ後、クランプ6を引き抜き、前記1個の袋束13 ́を移送プレート9に載せて次工程に移送し、次いで、袋束積層体15を水平方向に90°回転し、上記の過程を順次繰り返す。
請求項(抜粋):
各袋束の長辺が隣接する袋束の長辺と90°の角度をもって交差するよう、4個の袋束を四辺形状に配置して袋束層を形成すると共に、順次角度を変える方向を逆にして該袋束層を交互に多数積層してなる袋束積層体から袋束を1束ずつ取り出す袋束取出し方法において、下記の(1)から(7)の過程を順次繰り返すことを特徴とする袋束取出し方法。(1)前記袋束積層体の上から2段目に位置する袋束層内の幅方向略中央に外方から差し込み片を挿入し、前記差し込み片より上方の袋を持ち上げて、最上段の袋束層の前記差し込み片挿入方向に長辺が交差する袋束と、その下の袋束層との間に間隙を設ける。(2)該間隙にクランプを挿入して前記間隙の上方の1個の袋束を把持する。(3)前記差し込み片を抜き、前記クランプの下の前記間隙に移送プレートを差し込んだ後、前記クランプを引き抜く。(4)前記1個の袋束を前記移送プレートに載せて次工程に移送する。(5)前記袋束積層体を水平方向に90°回転する。(6)前記(1)乃至(5)の過程を繰り返す。(7)最上段の袋束を全て取り出した後、差し込み片、クランプ及び移送プレートを袋束の厚みに相当する高さだけ下げる。

前のページに戻る