特許
J-GLOBAL ID:200903094447151669

ベクトル量子化方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197287
公開番号(公開出願番号):特開平5-197399
出願日: 1992年07月23日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 探索のための演算処理を、固定小数点形のDSPを使用して高精度にしかも少ない演算量で行なえるようにし、これにより演算回路の小形化および低価格化を可能とし、かつ高精度の演算を高速度に行なえるようにする。【構成】 ピッチ周期の探索ループおよびコードブックの探索ループにおいて、相関算出部51,55の前段に各々正規化部53,57を配置し、入力音声ベクトルの各要素を、これらの正規化部53,57でその絶対値の最大値を超える最小の2のべき乗により正規化したのち、相関算出部51,55に供給してここで音声合成ベクトルとの相関を求め、この相関値および2乗和算出部52,56で算出された上記音声合成ベクトルの2乗和の値を基に、2乗誤差計算部41,49により2乗誤差を計算するようにしたものである。
請求項(抜粋):
コードブックに予め蓄えられた複数のコードベクトルに対しそれぞれ所定のフィルタ演算を行ない、これにより得られた演算ベクトルと入力信号ベクトルとの2乗誤差を算出してこの2乗誤差が最小となるコードベクトルを前記コードブック中から探索する演算を、固定小数点形の演算回路を用いて実行するベクトル量子化方式において、前記2乗誤差の算出に供する前の前記入力信号ベクトルの各要素を、これらの各要素の絶対値の最大値を超える最小の2のべき乗により正規化することを特徴とするベクトル量子化方式。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18

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