特許
J-GLOBAL ID:200903094449345398

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-049559
公開番号(公開出願番号):特開平11-252992
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 PWMパルス信号を生成するためのコントローラの個数を減少させ、小型化が可能で安価で低歪みの高電圧を発生し得る電力変換装置を提供する。【解決手段】 三相トランス102の3×n組の2次巻線111〜122を互いに電気角が同位相となるように電気的に同じ結合度で接続し、ユニット103,104,105に対応したPWMパルス作成コントローラにおいて、一つの三相入力端子r,s,tに印加される電圧の電圧値および位相を代表して取り込み、交流電動機106に供給すべき電圧を指定する出力電圧指令に基づいて、一つのPWMパルスを作成し、さらに該PWMパルスからキャリア周波数の位相が互いに(360÷n)度づつ異なるn組のPWMパルスを作成して、三相/単相PWMサイクロコンバータ131〜154内の双方向半導体電力スイッチをスイッチング制御する。
請求項(抜粋):
交流電動機を可変速駆動する電力変換装置において、前記電力変換装置は、三相交流電源に接続される1組の1次巻線と、互いに電気角が同位相である3×n組(nは任意の正整数)の2次巻線と、を備えた1個の三相トランスと、前記3×n組の2次巻線とそれぞれ接続する3×n組の三相/単相パルス幅変調(以下、PWMと略記する)サイクロコンバータと、前記3×n組の三相/単相PWMサイクロコンバータがn組の三相/単相PWMサイクロコンバータを備えたユニットを3組編成するとき、前記ユニットに対応した3組のPWMパルス作成コントローラと、を有し、前記三相/単相PWMサイクロコンバータは、前記2次巻線と接続する三相交流入力端子と、単相出力端子と、前記三相交流入力端子にそれぞれ接続される3個のリアクタを備えた三相リアクトルと、前記三相交流入力端子と前記単相出力端子にそれぞれ三相ブリッジに接続され、PWM制御に基づくスイッチング動作により双方向に電流を流し、自己導通、自己遮断が可能な6個の双方向半導体電力スイッチと、を有し、前記各ユニットにおいて、該ユニット内のn組の三相/単相PWMサイクロコンバータの単相出力端子は直列に接続され、該直列接続の両端となる単相交流端子の一方は、前記3組のユニット間でスター接続され、該直列接続の両端となる単相交流端子の他方は、前記交流電動機の入力端子に接続され、前記PWMパルス作成コントローラは、対応するユニット内の一つの三相/単相PWMサイクロコンバータの三相入力端子に印加される電圧の電圧値および位相と、該ユニットから前記交流電動機に供給すべき電圧を指定する出力電圧指令とに基づき、該ユニット内のn組の三相/単相PWMサイクロコンバータそれぞれの6個の双方向半導体電力スイッチのスイッチング動作を制御するn組のPWMパルスを作成し、該n組のPWMパルスは、前記各ユニットにおいて該ユニット内のn組の三相/単相PWMサイクロコンバータが前記単相出力端子に出力する電圧の位相が同一で、前記3組のユニット間において該ユニットから前記交流電動機の入力端子に供給すべき電圧の基本波電圧位相の電気角が互いに120度異なる位相となるように作成されることを特徴とする電力変換装置。
IPC (3件):
H02P 7/632 ,  G05F 1/00 ,  H02M 5/27
FI (3件):
H02P 7/632 F ,  G05F 1/00 C ,  H02M 5/27 E
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭64-050763
  • 特開平4-145870
  • 特開昭61-293172
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審査官引用 (8件)
  • 特開昭64-050763
  • 特開昭64-050763
  • 特開平4-145870
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