特許
J-GLOBAL ID:200903094450327522

内燃エンジンの燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-339721
公開番号(公開出願番号):特開平5-149167
出願日: 1991年11月28日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 エンジン始動開始直後において、エンジンに供給する燃料量が過剰となることを防止する。【構成】 エンジン始動時の燃料噴射時間TOUTは、始動用基本値(TICR)にエンジン回転数に応じたエンジン回転数補正係数(KNE)を乗算することにより算出される。スタータスイッチオン後最初のTDC信号パルスが入力されたとき(ステップS32の答が肯定(YES))、エンジン冷却水温TWが所定水温TWSTより高くかつ吸気温TAが所定吸気温TASTより高いときには(ステップS33の答が肯定(YES))、上記補正係数(KNE)に代えて予測回転数補正係数(KNE2)を用いて算出した燃料噴射時間TOUT′に基づいて燃料噴射を行う(ステップS34)。予測回転数補正係数(KNE2)は、エンジン運転パラメータ値に基づいて予測されたエンジン回転数に応じて設定される。
請求項(抜粋):
内燃エンジンのクランク軸の所定角度毎にクランク角信号を発生するクランク角センサと、前記エンジンの回転数を前記クランク角信号の入力間隔により演算するエンジン回転数演算手段と、前記エンジンの温度を検出するエンジン温度検出手段とを有する内燃エンジンの燃料噴射制御装置において、前記エンジンの始動開始後最初に前記クランク角信号が入力された時点におけるエンジン回転数を、前記エンジンの運転状態を表わすパラメータの値に基づいて予測するエンジン回転数予測手段と、前記エンジンの始動開始後最初に前記クランク角信号が入力された時に、前記予測したエンジン回転数及び検出したエンジン温度に応じて燃料噴射量を演算する第1の始動時燃料噴射量演算手段と、前記エンジンの始動開始後、前記クランク角信号が2回入力された時点以降において前記演算したエンジン回転数及び検出したエンジン温度に応じて燃料噴射量を演算する第2の始動時燃料噴射量演算手段とを設けたことを特徴とする内燃エンジンの燃料噴射制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/06 330 ,  F02D 41/04 330

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