特許
J-GLOBAL ID:200903094456770878

重金属の除去に好適な除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-322434
公開番号(公開出願番号):特開平6-142645
出願日: 1992年11月06日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 採石場の排水等に存在するカドミウムその他の重金属等を、安価かつ簡単に除去できるようにする。【構成】 ろ過タンク2にろ過材4が配置され、流入パイプ6から供給される処理すべき排水(原水)がろ過材4を通って流出パイプ7から排出されるようになっている。ろ過材4は、SiO2およびCaOを主体とする結晶多孔体の集合からなり、原液流入側である下側に粒径の大きい大粒層Aが、また原液流出側である上側に粒径の細かい小粒層Bが形成されている。流入パイプ6からろ過タンク2に供給された原液は、分離室8で泥等の重い不純物が比重分離された後、長時間をかけて上昇し、結晶多孔体層4a、4bとの接触により、それらにカドミウム等が吸着されることとなる。また、別のろ過材14として多孔体層14aの上側にイオン交換樹脂層14bを組み合わせることも可能である。
請求項(抜粋):
SiO2およびCaOを主体とし、かつMgO、K2O、Al2O3の少なくとも一を含む複合結晶構造の多孔体を素材として、これの集合物を主体とするろ過材を形成し、このろ過材をろ過室内に収容するとともに、処理すべき原水をそのろ過室に導き前記ろ過材を通じて流通させる流通手段を設けたことを特徴とする重金属の除去に好適な除去装置。
IPC (2件):
C02F 1/28 ZAB ,  B01J 20/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-042499
  • 特開昭53-130185

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