特許
J-GLOBAL ID:200903094457062249

スラブの連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-002956
公開番号(公開出願番号):特開平9-192806
出願日: 1996年01月11日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】連続鋳造スラブの中心偏析を2次冷却制御により解消するに際し、W型クレーターエンドの解消を従来の鋳片幅方向冷却制御よりも再現性良く確実に行うことができ、中心偏析のない鋳片を安定して製造できるようにする。【解決手段】鋳型下の2次冷却帯における鋳片4の凝固シェル厚が60mm以下のゾーンにおいて、鋳片4の幅方向両エッジから100〜150mmの位置から250〜350mmの位置までの領域の2次冷却水量密度を、鋳片幅方向中央側の2次冷却水量密度の2倍以上とし、この鋳片幅方向に部分的な冷却強化部Aにより、鋳片幅方向の凝固進行をほぼ同等にし(U型プロフィール)、または鋳片エッジ近傍の凝固進行を鋳片幅方向中央側の凝固進行よりも早め(V型プロフィール)、凝固末期の軽圧下が幅方向に均一に行われるようにする。
請求項(抜粋):
鋳型内に浸漬ノズルを介して供給した溶鋼を冷却しつつ引き抜くスラブ形状の鋳片の連続鋳造方法において、2次冷却帯における鋳片の凝固シェル厚が60mm以下のゾーンにおいて、鋳片の幅方向両エッジから100〜150mmの位置から250〜350mmの位置までの領域の2次冷却水量密度を、鋳片幅方向中央側の2次冷却水量密度の2倍以上とし、この鋳片幅方向に部分的な冷却強化部により、鋳片幅方向の凝固進行をほぼ同等にするか、または鋳片エッジ近傍の凝固進行を鋳片幅方向中央側の凝固進行よりも早めることを特徴とするスラブの連続鋳造方法。
IPC (2件):
B22D 11/124 ,  B22D 11/22
FI (2件):
B22D 11/124 N ,  B22D 11/22 B

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