特許
J-GLOBAL ID:200903094465854537

冷媒循環式熱移動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-192287
公開番号(公開出願番号):特開平10-038394
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 非共沸冷媒を用いた冷媒循環式熱移動装置において、運転中の循環冷媒の組成比を正確に求めることができ、飽和温度の算出及び各種制御を精度良く行うことができるようにする。【解決手段】 圧縮機から吐出した非共沸混合冷媒を凝縮器、膨張弁、蒸発器を経て圧縮機に戻すように循環させる冷媒循環式熱移動装置において、高圧側冷媒回路のうちの吐出側ライン15と低圧側冷媒回路のうちの吸入側ライン16を連通するバイパス通路34を設け、このバイパス通路34に上流側から順に冷媒冷却用熱交換器36、レシーバ37及びバイパス側膨張弁38を配設する。さらに、バイパス通路34における冷媒冷却用熱交換器36の出口からバイパス側膨張弁38までの間で冷媒温度を検知するバイパス冷媒温度センサ39を設ける。そして、このセンサ39の検知温度と高圧側圧力センサの検知圧力とから、予め記憶されている組成比データに基づいて組成比を算出する。
請求項(抜粋):
圧縮機から吐出した非共沸混合冷媒を凝縮器、膨張弁、蒸発器を経て圧縮機に戻すように循環させる主冷媒回路を備えた、冷凍装置あるいは熱ポンプ装置として使用される冷媒循環式熱移動装置において、圧縮機吐出口から膨張弁までの高圧側冷媒回路のうちで圧縮機の吐出口から凝縮器の入口までの間の部分と、膨張弁から圧縮機の吸込み口までの低圧側冷媒回路の途中とを連通し、冷媒流通量が上記主冷媒回路よりも少なく設定されたバイパス通路と、このバイパス通路の途中に上流側から順に冷媒冷却用熱交換器、レシーバ及びバイパス側膨張弁を配設した組成比検知用回路と、このバイパス通路のうち、冷媒冷却用熱交換器の出口からバイパス側膨張弁までの冷媒温度を検知するバイパス冷媒温度センサと、高圧側冷媒回路の途中あるいはバイパス通路のうちでバイパス側膨張弁の上流部の圧力を検知する高圧側圧力センサと、圧力及び温度の2つの要素に対応した飽和蒸気及び飽和液の組成比データを記憶する記憶手段と、上記高圧側圧力センサの検知圧力及び上記バイパス冷媒温度センサの検知温度から上記組成比データに基づいて組成比を算出する演算手段とを具備したことを特徴とする冷媒循環式熱移動装置。
IPC (5件):
F25B 1/00 395 ,  F25B 1/00 101 ,  F25B 1/00 371 ,  F25B 1/00 383 ,  F25B 13/00
FI (8件):
F25B 1/00 395 A ,  F25B 1/00 101 H ,  F25B 1/00 371 B ,  F25B 1/00 383 ,  F25B 13/00 A ,  F25B 13/00 J ,  F25B 13/00 K ,  F25B 13/00 N

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