特許
J-GLOBAL ID:200903094474136221

高耐食性鋼材の酸洗性改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-321286
公開番号(公開出願番号):特開平9-143553
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明は高耐食性鋼の製造工程において難酸洗性鋼の酸洗性を大幅に改善する方法を提供すること。【解決手段】 Si0.01〜1.2%未満、Mn0.03〜1.5%、Cr2.5〜9.9%、Al1.0〜9.0%を含有し、C0.02%以下、P0.03%以下、S0.01%以下、N0.02%以下に低減し、Nb,V,Ti,Zr,Ta,Hfの合計で0.01〜0.5%を含有し、かつ条件式を満足し、あるいはCu,Mo,Sb,Ni,希土類元素、Caの一種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼の熱間圧延時の捲取温度を700〜1000°Cとすること、或いは700〜1150°Cの熱処理を施すこと、さらに必要に応じて表面歪みを0.1%以上付与することを特徴とする高耐食性鋼の酸洗性改善方法。
請求項(抜粋):
(a)重量%で、Si:0.01%以上1.2%未満、Mn:0.03〜1.5%、Cr:2.5〜9.9%、Al:1.0〜9.0%、を含有し、Cを0.02%以下、Pを0.03%以下、Sを0.01%以下、Nを0.02%以下、に低減し、残部Feおよび不可避不純物からなる高耐食性鋼。および、(b)付加成分としてさらに、重量%で、Cu:0.05〜3.0%、Mo:0.05〜2.0%、Sb:0.01〜0.5%、Ni:0.01〜2.0%、W :0.05〜3.0%、の1種または2種以上を含有する(a)項に記載の高耐食性鋼。(c)付加成分としてさらに、重量%で、希土類元素:0.001〜0.1%、Ca :0.0005〜0.03%、の1種または2種を含有する(a)項または(b)項に記載の高耐食性鋼。および、(d)重量%で、Si:0.01%〜1.2%、Mn:0.03〜1.5%、Cr:2.5〜9.9%、Al:1.0〜9.0%、を含有し、Cを0.02%以下、Pを0.03%以下、Sを0.01%以下、Nを0.02%以下、に低減し、Nb,V,Ti,Zr,Ta,Hfの中から選ばれる1種あるいは2種以上の元素の含有量の合計で0.01〜0.5%を含有しかつ次式、Nb/93+V/51+Ti/48+Zr/91+Ta/181+Hf/179-0.8×(C/12+N/14)≧0を満足し、残部Feおよび、不可避不純物からなる高耐食性鋼。および、(e)付加成分としてさらに、重量%で、Cu:0.05〜3.0%、Mo:0.05〜2.0%、Sb:0.01〜0.5%、Ni:0.01〜2.0%、W :0.05〜3.0%、の1種または2種以上を含有する(d)項に記載の高耐食性鋼。および、(f)付加成分としてさらに、重量%で、希土類元素:0.001〜0.1%、Ca :0.0005〜0.03%、の1種または2種を含有する(d)項または(e)項に記載の高耐食性鋼。について、該(a)〜(f)項に記載の帯鋼の熱間圧延時の捲取温度を700°C以上1000°C以下とすることを特徴とする、高耐食性鋼材の酸洗性改善方法。
IPC (6件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/60 ,  C23G 3/02
FI (6件):
C21D 8/00 Z ,  C22C 38/00 301 F ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/60 ,  C23G 3/02

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