特許
J-GLOBAL ID:200903094488677055

有害塩素化合物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-026313
公開番号(公開出願番号):特開平9-220550
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】有害塩素化合物に対して、その酸化物を発生させることなく、安全かつ高効率で無害化し、装置を小型,可搬型にする。【解決手段】大別して光分解ユニット21,後処理ユニット10および制御監視ユニット15とからなっている。光分解ユニット21は有害塩素化合物タンク2,NaOHタンク4,アルコール系溶媒タンク3,溶液タンク5a,ポンプ6,反応槽7,紫外線を発する光源8,分解生成物タンク9からなる。溶液タンク5aと反応槽7との間にポンプ6を設けて溶液の循環ループを形成する。後処理ユニット10は、光分解ユニット21で光分解後の生成物中の未分解の有害塩素化合物,アルコール系溶媒およびその他の生成物を分離してアルコール系溶媒アルコール系溶媒のみを回収し、利用する。監視制御ユニット15は光分解ユニット21および後処理ユニット10を構成する装置を監視,制御する。
請求項(抜粋):
有害塩素化合物をアルコール系溶媒に溶解し、それに紫外線を照射して、光分解により脱塩素して無害化をはかる有害塩素化合物処理装置において、前記有害塩素化合物を保管する有害塩素化合物保管容器と、この有害塩素化合物保管容器にポンプを介して接続する有害塩素化合物タンク,NaOH等の中和用試薬タンク,アルコール系溶媒タンク,溶液タンクと,紫外線を発する光源,反応槽および分解生成物タンクから構成される光分解ユニットと、この光分解ユニットでの光分解後の生成物中の未分解の有害塩素化合物,アルコール系溶媒およびその他の生成物を分離してアルコール系溶媒のみを回収し、光分解ユニットで再利用するための後処理ユニットと、前記光分解ユニットおよび後処理ユニットを構成する装置を監視,制御するための監視制御ユニットとを具備し、前記光分解ユニットにおける前記溶液タンクと反応槽との間にポンプを設けて両者の間で溶液を循環する循環ループを形成してなることを特徴とする有害塩素化合物処理装置。
IPC (4件):
B09B 3/00 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B01J 19/12 ,  C02F 1/32 ZAB
FI (4件):
B09B 3/00 304 Z ,  A62D 3/00 ZAB ,  B01J 19/12 D ,  C02F 1/32 ZAB

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