特許
J-GLOBAL ID:200903094499458185

レーザビーム眼科手術方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-518961
公開番号(公開出願番号):特表2000-500995
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】患者の眼の角膜(16)を切除するためのレーザビーム眼科手術方法は、レーザビーム(12)を発生し、発生したレーザビームをスキャナ(13)へ向け、患者の眼の角膜(16)の表面に発生されたランダム走査パターン信号でレーザビームをランダム走査パターンにて走査させるステップを含む。コンピュータ(17)は、角膜(16)に亘るランダム走査パターンにて走査を行うようにスキャナ(13)を制御するランダムパターンレーザビーム制御信号を発生し、患者の眼の角膜(16)へレーザビームを走査するように非ランダム走査ポイントのデータベースを選択し、それから、所定の走査ポイントのランダム走査のために非ランダム走査ポイントをランダムに選択する。レーザ眼科手術装置(10)は、レーザビーム(12)を発生するためのレーザ(11)と、レーザビーム(12)を受け取り眼の角膜(16)への所定の走査パターンを発生するように配置されたスキャナ(13)とを備える。コンピュータ(17)は、ランダム走査パターン信号を発生するのに使用され、スキャナ(13)に接続されて、所定の領域に亘るランダムオーバーラッピング走査ビームパターンにてスキャナを制御する。
請求項(抜粋):
1. 患者の眼の角膜を切除するためのレーザビーム眼科手術方法において、 レーザビーム(12)を発生し、 該発生されたレーザビーム(12)をスキャナ(13)へ向け、 中央処理装置(17)においてランダムパターンレーザビーム制御信号を発 生し、 前記発生されたレーザビーム(12)をランダムオーバーラッピングパター ンに走査するために前記スキャナ(13)およびそこに加えられるレーザビー ム(12)を、前記中央処理装置(17)で発生されたランダム走査パターン で制御し、 患者の眼の角膜の表面を切除するために、前記発生されたランダム走査パタ ーン信号でもってランダム走査パターンにて前記レーザビーム(12)を患者 の角膜(16)の表面に対して走査して、該眼の角膜組織に対してランダムオ ーバーラッピングレーザビームで外科手術的切除が行われる、 ようにすることを特徴とするレーザビーム眼科手術方法。2. 患者の眼の角膜(16)に対して前記レーザビーム(12)を走査するため に非ランダム走査ポイントのデータベースを選択し、患者の眼の角膜に対して レーザビームをランダムに走査するために前記非ランダム走査ポイントをラン ダムに選択することを含む請求項1記載の患者の眼の角膜を切除するためのレ ーザビーム眼科手術方法。3. 前記レーザビーム(12)を発生するステップは、複数のレーザビーム (20)を発生し、患者の眼の角膜(16)の表面に対してランダム発生パタ ーンにて前記複数のレーザビームの各々を走査することを含む請求項1記載の 患者の眼の角膜を切除するためのレーザビーム眼科手術方法。4. 前記複数のレーザビーム(12)を発生するステップは、前記発生されたレ ーザビーム(12)を複数のレーザビーム(20)へと分割し、該複数のレー ザビーム(20)の各々を患者の眼の角膜(16)へ衝突させることを含む請 求項3記載の患者の眼の角膜を切除するためのレーザビーム眼科手術方法。5. 前記複数の走査レーザビーム(20)の各々は、互いに他のレーザビームか ら離間した角膜のある領域においてランダムパターンにて走査される請求項4 記載の患者の眼の角膜を切除するためのレーザビーム眼科手術方法。6. 前記複数のレーザビーム(20)を走査するステップは、複数のレーザビー ム(20)を前記中央処理装置(17)で制御されるスキャナで走査して、前 記レーザビームの各々が同じランダムパターンで患者の眼の角膜(16)の表 面に対して走査されるようにすることを含む請求項5記載の患者の眼の角膜を 切除するためのレーザビーム眼科手術方法。7. 前記レーザビーム(12)を発生するステップは、193nmと215nm との間の紫外線波長または1000nmと3100nmとの間の赤外線波長を 有するレーザビーム(12)を発生することを含む請求項6記載の患者の眼の 角膜を切除するためのレーザビーム眼科手術方法。8. 前記レーザビーム(12)を発生するステップは、約193nmの波長を有 するエキシマレーザ(11)からレーザビームを発生することを含む請求項7 記載の患者の眼の角膜を切除するためのレーザビーム眼科手術方法。9. 前記各レーザビーム(12)を走査するステップは、各レーザビームを検流 計スキャナ(13)で走査することを含む請求項8記載の患者の眼の角膜を切 除するためのレーザビーム眼科手術方法。10.前記スキャナ(13)は、互いに平行な前記レーザビーム(12)の各々を 、同じランダム走査パターンにおいて且つ前記角膜(16)の中央部分の周り に円形ビームパターンにて走査する請求項1記載の患者の眼の角膜を切除する ためのレーザビーム眼科手術方法。11.前記スキャナ(13)は、前記角膜(16)の中央部分の周りに全体として 平行なスポットのランダム走査パターンにて全体として平行な走査ビームスポ ットを有する前記レーザビームの各々を走査する請求項10記載の患者の眼の 角膜を切除するためのレーザビーム眼科手術方法。12.レーザビーム(12)を発生するためのレーザ(11)と、 前記レーザ(11)からの前記レーザビーム(12)を受け取り、そこに照 射されるレーザビーム(12)から所定の走査パターンを発生するように配置 されたスキャナ(13)と、 ランダム走査パターン信号を発生するためのコンピュータ(17)であって 、前記スキャナ(13)に接続されて、所定の領域に亘って前記レーザビーム (12)からランダムオーバーラッピング走査ビームパターンを発生するよう に前記スキャナ(13)を制御するコンピュータ(17)と、 レーザビーム(12)により患者の眼の外科手術が行われるように、前記眼 の角膜(16)の一部分を切除するために、患者の眼の角膜(16)へ前記ラ ンダムパターン走査ビームを向ける指向光学系(15)と、 を備えることを特徴とするレーザビーム眼科手術装置(10)。13.前記レーザビームから複数のレーザビームを発生するためのビームスプリッ タを含む請求項12記載のレーザビーム眼科手術装置(10)。14.前記ビームスプリッタは、前記発生されたレーザビーム(12)を複数のレ ーザビームへと分割し、各レーザビームは、同じビームスキャナ(13)へと 照射される請求項13記載のレーザビーム眼科手術装置(10)。15.前記コンピュータ(17)は、患者の眼の角膜(16)の表面の非ランダム 走査ポイントのデータベースを含み、前記レーザビーム(12)をランダムパ ターンにて走査するように前記スキャナを制御するために前記走査ポイントを ランダムまたは対称的に選択する請求項14記載のレーザビーム眼科手術装置 (10)。16.前記レーザ(11)は、193nmと215nmとの間の紫外線波長または 1000nmと3000nmとの間の赤外線波長を有するレーザビーム(12 )を発生する請求項15記載のレーザビーム眼科手術装置(10)。17.前記レーザ(11)は、193nmの波長を有するエキシマレーザまたは 208nmから215nmの波長を有する固体レーザである請求項16記載の レーザビーム眼科手術装置(10)。18.前記各スキャナは、検流計に取り付けられたミラーを有する検流計スキャナ (13)である請求項17記載のレーザビーム眼科手術装置(10)。
IPC (2件):
A61F 9/007 ,  A61B 18/20
FI (3件):
A61F 9/00 511 ,  A61B 17/36 350 ,  A61F 9/00 504

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