特許
J-GLOBAL ID:200903094505370732

熱電変換材料及びそれを用いた素子、並びに熱電変換材料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-263570
公開番号(公開出願番号):特開2001-085751
出願日: 1999年09月17日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 従来室温付近で使用されるBi<SB>2</SB>Te<SB>3</SB>系熱電材料は、構成物質の原料が高価である上、毒性の強いSeなどの元素を添加する必要があり、実用上の問題がある。また、従来の酸化物を使用した熱電材料は、室温付近で用いるには電気抵抗が高すぎて性能は極めて悪いという問題があった。【解決手段】 本発明では、一般式、InGaO<SB>y</SB>(ZnO)<SB>m</SB> (2<y<3、1≦m≦19)で表わされるYbFe<SB>2</SB>O<SB>4</SB>類縁型層状構造の物質に対し、適当な還元処理、または元素置換により、最適なキャリア導入を行なう。本発明によれば、毒性がなく、室温から300°C付近で電気抵抗が低く、熱電特性に優れた酸化物熱電材料を提供できる。
請求項(抜粋):
YbFe<SB>2</SB>O<SB>4</SB>類縁型層状構造を有し、一般式ABO<SB>y</SB>(CO)<SB>m</SB> (2<y<3、1≦m≦19)で表わされ、この一般式において、Aサイトが、IIIB族元素、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)、ランタノイド元素の中から選ばれる少なくとも1種の元素からなり、BサイトがIIIB族元素の中から選ばれる少なくとも1種の元素からなり、Cサイトが、亜鉛(Zn)、3d、4d、5d遷移金属元素、IIA族元素の中から選ばれる少なくとも1種の元素からなり、還元性雰囲気下で熱処理されて酸素欠陥が導入されたことを特徴とする熱電変換材料。
IPC (2件):
H01L 35/22 ,  H01L 35/34
FI (2件):
H01L 35/22 ,  H01L 35/34

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