特許
J-GLOBAL ID:200903094507254896

尿失禁治療装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282736
公開番号(公開出願番号):特開平9-122248
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 体腔内外への挿入体の挿入、取外しが容易にできるように挿入体の膨張、収縮を可能にし、体腔内の大きさ及び骨盤底筋群の筋力に個人差があったり、治療の経過に伴って変化が生じた場合でも、装着毎に該挿入体に加わる体腔内壁の初期圧力を一定にすることが可能であるとともに、骨盤底筋群の収縮力を患者自らが確認することが可能な尿失禁治療装置を提供する。【解決手段】 体腔内に挿着され、表面に電極8を設けた挿入体1と、電極に神経筋肉を電気的に刺激する電圧を印加する制御体2とを備え、挿入体には、非圧力伝達性で互いに内部で連結された先端部5と基端部6との間の周囲に膨張、収縮可能な中空のバルーン部7を有し、その外周に伸縮自在な電極を配設し且つ体腔外に配した加圧体3からバルーン部の内部に流体を圧入するためのパイプ9が接続され、制御体には、流体の圧入で膨張したバルーン部の静圧検出部12と、静圧検出部で検出された静圧を基準として神経筋肉の収縮に伴うバルーン部の動圧検出部13とを有してなる。
請求項(抜粋):
体腔内に挿着され、表面に電極を設けた挿入体と、該電極に神経筋肉を電気的に刺激する電圧を印加する制御体とを備えた尿失禁治療装置であって、前記挿入体には、非圧力伝達性で互いに内部で連結された先端部と基端部との間の周囲に膨張、収縮可能な中空のバルーン部を有するとともに、該バルーン部の外周に伸縮自在な電極を配設し且つ体腔外に配した加圧体から前記バルーン部の内部に流体を圧入するためのパイプが接続され、前記制御体には、流体の圧入によって膨張したバルーン部の静圧を測定する静圧検出部と、該静圧検出部で検出された静圧を基準として神経筋肉の収縮に伴うバルーン部の動圧を測定する動圧検出部とを有してなることを特徴とする尿失禁治療装置。

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