特許
J-GLOBAL ID:200903094508981422

光導波路の接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-320298
公開番号(公開出願番号):特開平9-159865
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 接続のための装置や作業に高い精度を必要とすることなく、スポットサイズ変換器を必要とすることなく、接続損失や反射減衰量を小さくすることが可能な光導波路の接続構造を提供すること。【解決手段】 コア21aの上面を露出させた基板型光導波路21に、先端から離れるに従って徐々に断面積が大きくなるような形状に加工したコア22aを備えた光ファイバ22を、その側面同士が接触するように配置して結合部24を構成し、この際、結合部24のコア22aの先端とは反対側においてはコア21aよりもコア22aの方が屈折率の方が多少高くなるように、あるいは両コアの屈折率が同程度ならばコア21aよりもコア22aの方が断面積が多少大きくなるように、基板型光導波路21と光ファイバ22とを設定する。
請求項(抜粋):
光を導波伝搬するコア及び該コアよりも屈折率がわずかに小さいクラッドを有する2つの光導波路を光学的に接続する光導波路の接続構造において、2つの光導波路のコアをその側面同士がほぼ平行な状態で接触または光学的に十分接近するように配置して結合部を構成し、該結合部における等価屈折率が光を入力する側から光を出力する側へ行くに従い、光を入力する方の光導波路での値が光を出力する方の光導波路での値より大きい状態から、光を入力する方の光導波路での値が光を出力する方の光導波路での値より小さい状態へ徐々に変化するように、2つの光導波路のコアの断面積あるいは屈折率を設定したことを特徴とする光導波路の接続構造。

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