特許
J-GLOBAL ID:200903094512730132

デジタル制御温度補償型水晶発振器の周波数特性の制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川久保 新一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-061149
公開番号(公開出願番号):特開平6-252642
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 REFRESH機能を有しないデジタル制御温度補償型水晶発振器にREFRESH機能を付加する場合、バリキャップ・ダイオードを新たに設ける必要がなく、また、バリキャップ・ダイオードの周辺に設けられている素子の既に決定されている定数を変える必要がない周波数特性の制御回路を提供することを目的とするものである。【構成】 温度変化に対する水晶振動子の発振周波数の特性を補正する補正データをメモリに格納し、水晶振動子の周囲温度に応じてメモリから補正データを読み出し、一方、基地局から受けた信号の周波数と水晶発振器の発振周波数との差の電圧をデジタルに変換した値と、メモリから読み出された補正データとを加算し、この加算値をバリキャップ・ダイオードに印加して水晶発振器の発振周波数を制御するものである。
請求項(抜粋):
水晶振動子の周囲温度を検出する温度検出手段と;この温度検出手段が検出した検出温度データをデジタルデータに変換する第1のA/D変換手段と;この第1のA/D変換手段の出力データがアドレスとして使用され、温度変化に対する上記水晶振動子の周波数変化を補正する補正データが上記アドレスに対応して格納されているメモリと;デジタル制御温度補償型水晶発振器の外部から受けた信号の周波数と上記デジタル制御温度補償型水晶発振器の出力周波数との差に応じた電圧をデジタルデータに変換する第2のA/D変換手段と;この第2のA/D変換手段が出力するデジタルデータと、上記メモリから読み出された上記補正データとを加算する加算手段と;この加算手段の出力データをアナログ電圧に変換するD/A変換手段と;このD/A変換手段が変換したアナログ電圧が印加されるバリキャップ・ダイオードと;を有し、上記バリキャップ・ダイオードの容量変化に応じて発振周波数を制御することを特徴とするデジタル制御温度補償型水晶発振器の周波数特性の制御回路。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-222535
  • 特開昭52-102183

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