特許
J-GLOBAL ID:200903094512795650
らつきよう等の細長い球根の植付機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
内藤 哲寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-215911
公開番号(公開出願番号):特開平5-030815
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】従来困難視されていたらっきょう等の細長い球根を機械的に植付けることを可能にして、植付能率を一挙に高めると同時に、農作業者を苦痛な植付作業から開放することである。【構成】主搬送ベルト装置C1 と副搬送ベルト装置C2 との下方搬送部20において、各平ベルト17,17’を重ね合わせて複数のガイドロ-ラ10に密着させる。機枠13’の下端部に回動棹22を支承して、その下端部に下プ-リ16’を取付け、引張スプリング23により一対の下プ-リ16,16’を互いに弾接させる。一対の平ベルト17,17’により挟まれて下方搬送部20の下端まで搬送されてきた球根Aは、一対の下プ-リ16,16’の間から繰り出されて、根を下にした起立姿勢で植付け溝に植付けられる。
請求項(抜粋):
らっきょう等の細長い球根を上下方向を特定した起立姿勢で植付けるための植付機であって、機枠に支承された少なくとも3個のプ-リに平ベルトが垂直面内で走行可能なように掛装された主搬送ベルト装置と、ほぼ同一の構成の副搬送ベルト装置とから成り、前記各搬送ベルト装置における上方から下方に向かって走行する部分の各平ベルトは、密着機構を介して互いに密着されて下方搬送部を形成しており、各搬送ベルト装置の最下端の各下プ-リは、弾接機構を介して接離可能に弾接した状態で、機体に取付けられた溝切り板の内部に臨んでいると共に、この下プ-リの半径は、植付ける球根の平均長よりも小さく設定されていて、前記平ベルトの走行速度と機体の進行速度との比を、前記一対の下プ-リの間から球根がほぼ垂直となって繰り出されて植付けられる臨界値以上に設定して各搬送ベルト装置を駆動して、主搬送ベルト装置の上部に形成された球根載置部において、当該部分を走行する平ベルトの上に球根をその根部が走行方向を向くようにして載せ、前記下方搬送部において二枚の平ベルトにより球根を挟んで下プ-リの部分まで搬送して、当該部分において溝切り板により形成された直後の植付け溝内に根を下にした姿勢を維持して球根を落下させて植付ける構成にしたことを特徴とするらっきょう等の細長い球根の植付機。
前のページに戻る