特許
J-GLOBAL ID:200903094513168187

車両用通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-029248
公開番号(公開出願番号):特開平8-223080
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 隣接する通信エリアが重複する領域を車載機が通行する場合でも確実にいずれか一方のアンテナユニットとの通信を可能とする。【構成】 3車線の高速道路の料金徴収箇所に各車線に対応してアンテナユニット16〜18を設けたガントリが配設される。各アンテナユニット16〜18は、隣接するもの同士を交互に送信するように制御し、所定周期で信号を送信すると共に無変調の搬送電波を送信する。車載機30は、信号を受信すると制御回路42により応答信号を生成して反射により信号を送信し、以後の通信相手を固定して質問信号を待機する状態となる。同一のアンテナユニットから繰り返しパイロット信号を受信すると通信不能であるとして通信相手の固定を解除すると共に無効化し、他のアンテナユニットとの通信を可能な状態とする。重複する通信エリアを通過する場合でも必ず一方のアンテナユニットと通信することができ、確実に料金徴収処理を実施できる。
請求項(抜粋):
複数の通信エリアのそれぞれに対応して設けられ、所定タイミングでパイロット信号を送信し、パイロット応答信号を受信するとこれに応じて前記パイロット信号の送信周期で質問信号を送信する複数のアンテナユニットと、これら複数のアンテナユニットのうちの少なくとも隣接する通信エリアと重複する領域を有するもの同士を前記パイロット信号あるいは質問信号の送信タイミングを異なるタイミングに設定して動作させると共に、受信信号に基づいて前記通信エリアを通過する車両を識別する路上機と、車両に搭載され、前記パイロット信号を受信すると前記パイロット応答信号を送信し、その後同じアンテナユニットからの質問信号を受信するとこれに対する質問応答信号を送信して通信を行うようにした車載機と、この車載機に設けられ、前記パイロット応答信号を送信した後にそのアンテナユニットから再び前記パイロット信号を受信したときには、そのときのアンテナユニットとの間の通信を無効化して別のアンテナユニットからのパイロット信号を受け付けるように制御する通信制御手段とを備えたことを特徴とする車両用通信装置。
IPC (3件):
H04B 1/59 ,  G07B 15/00 ,  H04B 7/26
FI (3件):
H04B 1/59 ,  G07B 15/00 P ,  H04B 7/26 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 移動体識別装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-167329   出願人:日本電装株式会社

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