特許
J-GLOBAL ID:200903094517983632
特定の核酸の検出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-061538
公開番号(公開出願番号):特開平6-007199
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 鋳型依存的プライマー延長反応とエネルギー移行とを組合わせた新規な核酸配列検出系を提供する。【構成】 検出されるべき塩基配列に相補的な部分PpとPpに対して相補的部分Pcとこれを折り返す部分とから成るプライマー(I)と、対向プライマー(II)とを用いて検出されるべき塩基配列を増幅し、プライマー(I)に付加されたエネルギー供与体又は受容体と、プローブに付加されたエネルギー受容体又は供与体との間のエネルギー移行を検出することにより、提出されるべき塩基配列の存否を決定する方法。
請求項(抜粋):
サンプル中の少なくとも1つの特定の核酸配列の増幅及び検出のための方法であって、該サンプルは1つの核酸又は複数の核酸の混合物であってその少なくとも1つが前記特定の核酸配列を含有すると予想されるものであり、この方法は、(a)検出されるべき核酸配列を鎖延長反応により増幅し、ここでこの鎖延長反応は、次の一般式(I):X-Pc-L-Pp (I)(式中、Ppは、検出されるべき核酸配列の一方の鎖の一部分と実質的に相補的なオリゴヌクレオチド配列であり、Pcは該配列Ppに実質的に相補的な核酸配列であり、Lは配列PcとPpのプライマー延長配列との間の効率的な折り返しを可能にしそして折り返し部分Pcの増幅を回避するように選択された非-ヌクレオチドリンカー基であり、そしてXはエネルギー供与体又は受容体である)により表わされる第一オリゴヌクレオチドプライマー、及び検出されるべき核酸配列の他方の鎖の一部分と実質的に相補的な第二オリゴヌクレオチドプライマーを使用し;(b)最終増幅サイクルの後、プライマー延長生成物をその相補的配列から分離して単鎖分子を生成せしめ;(c)前記式(I)のプライマーを含有する前記単鎖分子を、次の一般式(II):Y-Pr (II)(式中、Yは、式(I)のプライマー中のXがエネルギー供与体である場合にはエネルギー受容体であり、そして式(I)のプライマー中のXがエネルギー受容体である場合にはエネルギー供与体であり、そしてPrは、式(I)のプライマーを含有する増幅された単鎖分子の一部分と相補的なオリゴヌクレオチドであって、配列Pcの折り返し及び前記単鎖分子への配列Pcのハイブリダイゼーションの後にエネルギーの移行が行われ得る程XとYとの間の短い距離を保証するように選択されたものである)により表わされるオリゴヌクレオチドプローブにより、折り返しによる配列Pc及びPr配列の前記単鎖分子へのハイブリダイゼーションを可能にする条件下で処理し;そして(d)エネルギー移行が行われるか否かを決定する;ことを含んで成る方法。
IPC (2件):
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