特許
J-GLOBAL ID:200903094519993430

ネガスキャナのキャリブレーション方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-179887
公開番号(公開出願番号):特開平9-037086
出願日: 1995年07月17日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【目的】ネガベース部からのR,G,B各チャンネルの出力カーブを全体的に精度よく一致させることができるネガスキャナのCDSゲインのキャリブレーション方法を提案する。【構成】ネガベース部の読み取りによりCCDラインセンサ16から出力されるRGB各チャンネル信号のデータをシェーディングメモリを使用して初期値(先頭画素の値)及び隣接画素の差分データとして取り込み、1ライン分のデータにおいて、センサ中央付近の画素を平均処理の対象領域?@として予め定めておき、画素位置が該対象領域内の画素であって、且つ、データの絶対値(隣接画素の差分値の絶対値)が所定の絶対値K以下の画素を対象として、各チャンネル毎の平均値を求める。各平均値が所定の電圧値Dに一致するように、前記ラインセンサ16の露光時間とアナログアンプ18のゲインを制御することで、突発的ピーク値(異常値)の影響を除去することができ、前記ラインセンサ16の各チャンネルの出力カーブを全体について精度よく一致させることができる。
請求項(抜粋):
現像済みカラーネガフイルムを光源によって照明するとともに一定の速度で搬送し、該フイルムの搬送方向と直行する方向にフォトセンサをライン状に配列したラインセンサによって該フイルムのコマ画像を読み取り、該ラインセンサのR,G,B出力電圧をR,G,B各チャンネルのアナログアンプで増幅するようにしたネガスキャナにおいて、前記コマ画像の読み取り前に、前記フイルムのネガベース部を前記ラインセンサで読み取り、前記ラインセンサの1ライン分の画素のうち、該ラインセンサの画素配列方向に対する前記フイルムの照明光の輝度分布が最大又はその近傍となる位置に対応する複数の画素から成る一部の画素領域を抽出し、これを対象領域とし、該対象領域の各画素から得られるR,G,B各出力信号の平均値をR,G,B各チャンネル毎に求め、その各チャンネル毎の平均値が、それぞれ所定の電圧と一致するように、R,G,Bのうちの何れか一のチャンネルについて前記ラインセンサの露光時間を制御するとともに他のチャンネルについて前記アナログアンプのゲインを制御し、又は、R,G,B全チャンネルについて前記アナログアンプのゲインを制御することを特徴とするネガスキャナのキャリブレーション方法。
IPC (5件):
H04N 1/48 ,  H04N 1/00 ,  H04N 1/04 ,  H04N 1/60 ,  H04N 1/401
FI (5件):
H04N 1/46 A ,  H04N 1/00 G ,  H04N 1/04 D ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/40 101 A

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