特許
J-GLOBAL ID:200903094531099451

ガス導管の分岐接続部におけるシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010451
公開番号(公開出願番号):特開平7-217785
出願日: 1994年02月01日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 ガス導管の分岐接続を適切に行うこと。【構成】 ガス導管1の分岐箇所の外表面に絶縁性及び弾性力を有した複合シート20及びゴムシート25を装着し、更に分岐口2の周囲にOリング15を装着した後、分岐箇所にて分岐チーズ4を割スリーブ10によって固定するようにした。ガス導管1の分岐接続部には溶接手段を採用しないから、溶接作業に熟練した溶接工を不要とし、またガス導管1の管内に塗布した防錆用塗料がガス化して浮游するミストも派生しないから、浮游ミストが需要先のガス器具に流れて点火不良を発生する問題点も発生しない。また主管となるガス導管1が、地震による地盤の挙動または重車両による輪荷重等の外部要因による曲げ荷重により派生する座屈変形に対し、複合シート20の軟質のブチルゴム層21が弾性変形し、スリーブ本体11の内周面に形成したOリングの介在間隙に入り込むことでガスのシール化が確実になりガスの漏出の問題点も派生しない。
請求項(抜粋):
地面に埋設されたガス導管からの枝管分岐工法で、上下に半割された割スリーブをガス導管に取付け、該割スリーブ分岐口に枝管分岐金具を接続して枝管の分岐工事をするガス導管の分岐接続部において、上下に半割された割スリーブは、管体外周との間にシート状のシール部材を介して接合され、一方のスリーブ本体には、ガス導管の分岐口に対応して分岐金具の接続口を気密に接続する差込口部と、差込口部の開口周辺部を取り囲むようにスリーブ本体の内周面とシール部材との間に配置されるOリングとを有し、上記スリーブ本体の内周側に介在されるシール部材は、中間のゴム層の表裏に該ゴム層より軟らかい軟質のゴム層を複合した三層構成とし、上・下割スリーブの締結状態でガス導管の敷設中に、ガス導管の管体が外部要因により変形した際にも、前記シール部材の軟質ゴム層が、スリーブ本体の内周面に形成したOリングの介在間隙に入り込んで分岐口よりのガスの流出を遮断する構成としてなることを特徴とするガス導管の分岐接続部におけるシール装置。
IPC (2件):
F16L 41/08 ,  F16J 15/10

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