特許
J-GLOBAL ID:200903094536806369

自動車用燃料冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-249288
公開番号(公開出願番号):特開平9-088742
出願日: 1995年09月27日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 車両の走行状態によらず常に安定に稼働することが可能な「自動車用燃料冷却装置」の提供。【解決手段】 車両のエンジンを冷却する冷却水により発生器16において、冷媒溶液であるアンモニア水溶液を加熱し、冷却水の温度が所定の値に満たない場合には、排気ガスを発生器16に導いて、溶質である水から冷媒であるアンモニアを分離し、これを凝縮器28によって液化する。蒸発器22において、この液化したアンモニアを用いて気化して燃料タンク20より蒸発した燃料を冷却し、液化して燃料タンク20に戻す。この後に液化アンモニアは吸収器18で水と再び混合され、エンジンの排出する排気ガス熱によって駆動される気泡ポンプ32aで加熱送出されて、発生器16に送られて吸収式冷凍サイクルを構成する。
請求項(抜粋):
車両のエンジン(10)とラジエーター(12)との間を循環するエンジン冷却水により、冷媒と当該冷媒よりも高い沸点を有する溶質とからなる溶液を加熱する溶液加熱手段(16)と、当該溶液加熱手段(16)によって前記溶質から分離して気化された前記冷媒を液化する冷媒液化手段(28)と、前記車両の燃料タンク(20)からキャニスタ(30)に至る経路内において当該燃料タンク(20)より気化した燃料を前記冷媒液化手段(28)によって液化された前記冷媒により冷却し、液化して前記燃料タンク(20)に戻す燃料冷却手段(22)と、前記溶液加熱手段(16)によって加熱された前記溶液から分離された溶質と当該燃料冷却手段(22)からの前記冷媒とを再び混合する混合手段(18)と、当該混合手段(18)で混合された前記溶液を前記溶液加熱手段(16)に送出する送出手段(13,32)と、前記車両のエンジン(10)が排出する排気ガスを車両の外へ導く排気ガス用管路(32)と、当該排気ガス用管路(32)より分岐する排気ガス分岐管路(16a)、排気ガスの流路として前記排気ガス用管路(32)、あるいは当該排気ガス分岐管路(16a)のいずれかを選択する切り替え手段(34,35,38)よりなる溶液補助加熱手段とを有することを特徴とする自動車用燃料冷却装置。
IPC (3件):
F02M 33/00 ,  F01N 5/02 ,  F02M 31/20
FI (3件):
F02M 33/00 F ,  F01N 5/02 N ,  F02M 31/20 J

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