特許
J-GLOBAL ID:200903094537864397

コンセンサスフィターゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-209063
公開番号(公開出願番号):特開平11-146791
出願日: 1998年07月24日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 改良された特性、特に熱安定性に関して改良された特性を有するフィターゼのクローニング、発現および精製に関する方法を提供する。【解決手段】 (a)標準的アラインメントプログラムにより定義されたタンパク質群の少なくとも3、好ましくは4のアミノ酸配列をアラインさせ;(b)同位置にあるアミノ酸をそれらの進化的類似度について比較するなどし;(c)定義された位置に共通のアミノ酸が同定されない場合、そのようなすべての配列の任意のアミノ酸、好ましくは最高頻度のアミノ酸を選択し;コンセンサス配列を定義してあるのであれば、これをDNA配列へと逆翻訳し;(e)該DNA配列を合成し、宿主細胞を形質転換し;(f)形質転換された宿主細胞を増殖させ、コンセンサスタンパク質を単離することを含む方法、これによって得られたコンセンサスタンパク質、ならびにこれを含む食品、飼料または医薬組成物。
請求項(抜粋):
コンセンサスタンパク質を製造する方法であって、(a)公知の任意の標準的アラインメントプログラムにより、定義されたタンパク質群の少なくとも3、好ましくは4のアミノ酸配列をアラインさせる段階と;(b)そのようなアラインメントにより同位置にあるアミノ酸を、公知の任意の標準的プログラムによりそれらの進化的類似度について比較する一方、対応する位置のアミノ酸の決定に用いられるアミノ酸の最小の類似度を定義するようなプログラムによって提供される類似度の程度を、より緊縮でない数に設定し、対応する位置で2のみの同一なアミノ酸から、コンセンサスタンパク質のためのアミノ酸を該プログラムが決定できるような方法でパラメータを設定するが、比較されるアミノ酸配列のうちに、残余の配列に対するよりもはるかに高い程度の類似度を相互に示す配列があるならば、これらの配列を、コンセンサスタンパク質のコンセンサス配列についての本方法と同じ方法で定義されたように決定されたそれらのコンセンサス配列によって表すか、またはそのような配列の数で1を除した票の重みを、これらの配列のそれぞれに割り当てる段階と;(c)定義された位置に共通のアミノ酸が該プログラムによって同定されない場合、そのようなすべての配列の任意のアミノ酸、好ましくは最高頻度のアミノ酸を選択する段階と;(d)コンセンサス配列を定義してあるのであれば、そのような配列を、好ましくは発現を行う生物のコドン頻度表を用いることによって、DNA配列へと逆翻訳する段階と;(e)公知の方法により該DNA配列を合成し、適切な発現ベクターに組み込んでか、またはそれ自体により、適切な宿主細胞を形質転換させるために用いる段階と;(f)形質転換された宿主細胞を適切な培養条件下で増殖させ、コンセンサスタンパク質を公知の方法によって該宿主細胞またはその培地から単離する段階とを含む方法。
IPC (10件):
C12N 15/09 ZNA ,  A23J 3/20 ,  A23K 1/165 ,  A61K 38/46 ,  C12N 9/16 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12R 1:685 ,  C12R 1:865 ,  C12R 1:78
FI (7件):
C12N 15/00 ZNA A ,  A23J 3/20 ,  A23K 1/165 C ,  C12N 9/16 Z ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  A61K 37/54
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特表昭59-501097
審査官引用 (2件)
  • 特表昭59-501097
  • 特表昭59-501097
引用文献:
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