特許
J-GLOBAL ID:200903094543499633

動きベクトル検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350806
公開番号(公開出願番号):特開平10-257504
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 動きベクトル検出装置において、低消費電力化を図る。【解決手段】 複数の画素から成る画像と、前記画像の画素と同一数の画素を持つブロックとについて、カスケード接続されたプロセッサエレメントPE0〜PE255は、対応する画素同士のデータの差分の絶対値を演算すると共に、各画素の差分の絶対値を累積加算する。以上の動作を所定探索範囲内の各ブロック毎に行う。比較手段305は、最終段のプロセッサエレメントPE255で順次得られた2個のブロックの累積加算値を比較し、小値の累積加算値を選択することを繰り返す。減算器313は、この選択した累積加算値をレジスタ314に記憶した設定値と比較し、設定値未満の場合には、制御回路320は、前記プロセッサエレメントPE0〜PE255及び比較手段305へのクロック信号の供給を停止し、以後の装置全体の動作が停止する。
請求項(抜粋):
複数画素から成る画像と、前記画素の数よりも多数の画素を含む所定探索画像範囲内で前記画像の画素と同一数の画素を持つ複数のブロックとの相関を検出する動きベクトル検出装置であって、前記画像と1つのブロックとの対応する画素同士のデータの差分の絶対値を演算し、各画素の差分の絶対値を累積加算することを順次前記各ブロックについて行う複数個のカスケード接続されたプロセッサエレメントと、最終段のプロセッサエレメントにより得られた各ブロックの差分絶対値の累積加算値同士を減算により比較して小値の累積加算値を選択することを繰り返す比較手段と、前記複数個のプロセッサエレメント及び前記比較手段の少なくとも一方の演算を制限して、前記比較手段で最終的に得られる差分絶対値の累積加算値が最小値でないが十分に小値の累積加算値となる可能性を持たせる制限手段とを備えたことを特徴とする動きベクトル検出装置。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/30 ,  H03M 7/36
FI (3件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/30 Z ,  H03M 7/36

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