特許
J-GLOBAL ID:200903094553789966

スパークプラグの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-217970
公開番号(公開出願番号):特開2001-043955
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【課題】 耐消耗性チップ又は電極母材と全周溶接部との間の境界付近で成分分布及び熱応力が不連続となるのを拡散・緩和して、熱収縮率の違いによるクラックの発生・成長を抑制できるスパークプラグの製造方法を提供する。【解決手段】 耐消耗性チップ33とチップ被固着面形成部位32cとに跨る全周溶接部Bをチップ外周面に沿って形成した後、チップ被固着面32dに耐消耗性チップ33を重ね合わせた重ね合せ組立体Aに対し、焼鈍処理を施すこととした。すなわち成分拡散及び応力除去を目的として焼鈍処理を施すことで、耐消耗性チップ33又は電極母材32と全周溶接部Bとの間の境界付近で成分分布及び熱応力が不連続となるのを拡散・緩和して、熱収縮率の違いによるクラックの発生・成長を抑制できる。
請求項(抜粋):
中心電極と、その中心電極の先端面に自身の側面が対向して火花放電ギャップを形成するように配置された接地電極とを備え、前記火花放電ギャップに対応する位置においてそれら中心電極と接地電極との少なくとも一方の電極母材に、Ir,Rh,Pt,Pd,Ru,Re,W,Os,Mo,Auのうちの少なくとも1種を主成分とする耐火花消耗性金属チップ(以下、耐消耗性チップという)をレーザ溶接により接合することにより耐火花消耗性金属発火部を形成したスパークプラグの製造方法であって、前記電極母材の、耐消耗性チップの被溶接部を耐熱合金にて構成し、前記耐消耗性チップと前記被溶接部とに跨る溶接部をチップ外周面に沿って形成することにより、前記耐消耗性チップを前記被溶接部に固着した後、焼鈍処理を施すことを特徴とするスパークプラグの製造方法。
IPC (3件):
H01T 13/20 ,  H01T 13/39 ,  H01T 21/02
FI (3件):
H01T 13/20 E ,  H01T 13/39 ,  H01T 21/02
Fターム (6件):
5G059AA04 ,  5G059CC01 ,  5G059DD10 ,  5G059DD11 ,  5G059DD12 ,  5G059DD15
引用特許:
審査官引用 (2件)

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