特許
J-GLOBAL ID:200903094559534960
TDMA送信機の送信電力自動制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
熊谷 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-090651
公開番号(公開出願番号):特開平6-284022
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 送信電力設定変更時あるいは、送信周波数設定変更時や温度変化による送信電力誤差補正時のAPC応答をスム-ズに且つ正確に行うTDMA送信機の送信電力自動制御装置を提供すること。【構成】 TDMA送信機の送信電力自動制御装置に、送信出力信号の一部を取り出すカップラ2を設け、その2次出力側に検波回路3を通してゲ-ト回路5、積分ホ-ルド回路6、差動増幅器7、アナログスイッチ8を介して電圧制御減衰器9を制御する閉ル-プの制御回路を設け、一方、メモリ23に送信機が連続した同一送信電力のバ-スト動作時の出力設定基準値Aを格納し、別に設定値変更直後の送信出力を制御をするための出力設定基準値Bを設け、送信出力を設定値変更する際は前記アナログスイッチ8を切り替えて開ル-プとし、出力設定基準値Bにより送信出力を制御し、設定変更直後の不安定な送信出力を防止する。
請求項(抜粋):
増幅器及び出力を調整する出力調整手段を有するTDMA送信機の送信電力自動制御装置において、送信出力信号の一部を取り出す結合器を設け、その2次出力側に出力信号の状態によりオンまたはオフするゲ-ト回路、信号をサンプル及びホ-ルドする積分ホ-ルド回路、差動増幅器及びアナログスイッチを介して前記出力調整手段を制御する閉ル-プ制御回路を設けると共に、記憶手段及び電圧調整手段を設け、前記記憶手段には前記閉ル-プ制御回路で使用する出力設定基準値A1と、温度補正値A2と、周波数補正値A3を格納し、それに対応して設定値変更直後の送信出力を制御するための出力設定基準値B1と、温度補正値B2と、周波数補正値B3を設け、連続した同一送信電力のバ-スト動作時は前記出力設定基準値A1、温度補正値A2、周波数補正値A3で基準電圧Aをつくり、前記差動増幅器に基準電圧として入力し閉ル-プ制御回路で出力電力を制御し、送信出力電力を設定値を変更する際は前記アナログスイッチを切り替えて開ル-プとし、前記出力設定基準値B1、温度補正値B2、周波数補正値B3により基準電圧Bをつくり、前記電圧制御部と前記アナログスイッチを介して前記出力調整手段に入力し送信出力電力を制御し、更に前記電圧制御部は前記基準電圧Bと前記差動増幅器の出力を同レベルに調整した後、前記アナログスイッチを切り替えて閉ル-プに戻し制御することを特徴とするTDMA送信機の送信電力自動制御装置。
IPC (2件):
前のページに戻る