特許
J-GLOBAL ID:200903094560009755

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-318298
公開番号(公開出願番号):特開平11-148723
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】凝縮水の付着する箇所に施した防腐用の被膜が高温の排気によって分解し破損することのない熱交換器を提供する。【解決手段】顕熱回収用熱交換器40と潜熱回収用熱交換器50のうち排気の潜熱を吸収することで生じる凝縮水の付着する潜熱回収用熱交換器の表面を、凝縮水による腐食から保護するための被膜53で被覆し、潜熱回収用熱交換器50のうち排気経路の上流側に当たる箇所54の伝熱量をフィン52の高さを低くする等によって小さくする。これにより、比較的高温の排気にさらされる当該上流側の箇所54においてもフィン52の表面温度が被膜53の耐熱温度以下に抑えられ、被膜53が熱で分解して破損するようなことがなく、凝縮水のよる腐食から保護することができる。
請求項(抜粋):
燃料を燃焼させた際に生じる排気の流れる排気経路内に配置され、受熱管の中を流れる被加熱流体を前記排気の熱を吸収して加熱する熱交換器において、前記熱交換器の表面のうち前記排気の潜熱を吸収することによって生成する凝縮水の付着する部分を当該凝縮水による腐食から保護するための被膜で覆い、表面温度が前記被膜の耐熱温度以下に収まるように前記排気からの伝熱量を小さくした伝熱量制限箇所を前記被膜で覆った部分のうちの少なくとも前記排気経路の上流側に設けたことを特徴とする熱交換器。
FI (2件):
F24H 9/00 A ,  F24H 9/00 F

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