特許
J-GLOBAL ID:200903094564400793

乗り手推進車の駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-217778
公開番号(公開出願番号):特開2002-029484
出願日: 2000年07月18日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】【課題】 車椅子タイプの三輪車等においては、前進駆動と方向転換が別々の操作部によって行う必要があり操作機構も複雑。また一つの駆動レバーの揺動を後輪へ伝える方式が機構的にも複雑になっている。【解決手段】 前輪と後輪を有し上肢(手)によりボートを漕ぐ要領で車輪に回転駆動力を与える着座式乗手推進車において、特に後輪が左右に存在する乗り手推進車とし、乗り手によって前後方向の揺動操作がなされる左右一対の作動アームを設けて、この左右作動アームの前後揺動の程度によって左右の後輪のそれぞれの前進回転推進力の調節を可能ならしめる駆動装置を提供するものである。
請求項(抜粋):
乗り手の腰掛け部と足置き部を有する車体に対して前輪と左右一対の後輪が回転可能に軸支持され、前記車体に対して軸部を支点として前記乗り手によって前後方向の揺動操作がなされる左右一対の作動アームと、前記一方の作動アームの揺動によって前記一方の後輪を前進駆動させ前記他方の作動アームの揺動によって前記他方の後輪を前進駆動させる駆動伝達機構と、前記後輪へブレーキを掛けるブレーキ装置とを有し、前記駆動伝達機構は、前記各作動アームの下部にあって前記各作動アームによって回動するよう軸支持された駆動歯体と、前記各駆動歯体に噛み合い状態にそれぞれ前記車体に回動可能に軸支持された従動歯体と、前記各従動歯体と同期回動可能にそれぞれ前記車体に軸支持された駆動輪(駆動スプロケット)と、それぞれ一方向クラッチ機構を介して前記後輪のそれぞれに組み合わされた従動輪(従動スプロケット)と、それぞれ前記駆動輪とこれに対応する前記従動輪とに渡る駆動伝達体(チェーン、ベルト等)とを有し、それぞれの前記作動アームの前後揺動と前記駆動歯体の回動による前記従動歯体の回動を伴って前記後輪の前進回転に至る駆動伝達となり、前記左右の後輪のそれぞれの前進回転推進力と進行方向の調節を前記作動アームの前後揺動の程度によって可能ならしめたことを特徴とする乗り手推進車の駆動装置。
IPC (2件):
B62M 1/16 ,  B62K 5/04
FI (2件):
B62M 1/16 ,  B62K 5/04 A
Fターム (2件):
3D011AA03 ,  3D011AD11

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