特許
J-GLOBAL ID:200903094566710382

保温式炊飯器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-314719
公開番号(公開出願番号):特開平7-163454
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 炊飯終了後、ご飯の好ましい臭いを残しつつ、しかも保温温度まで急速に温度降下させることにより、蓋体内面への結露量の減少、ご飯表面の乾燥及び渇変や変質並びに嫌な臭気の抑制を図る。【構成】 器本体1内に配された炊飯釜3の下方に冷却用ファン16を設け、炊飯動作終了後、冷却用ファン16の動作により器本体底部の冷気吸入孔から通気路へ外気が強制的に導入されて、吹出孔15から上方に向かい、炊飯釜3と内釜4間の間隙G1を経て通気孔14に通気するようにして、加熱された炊飯釜3及び内釜4内のご飯を急速に保温温度まで冷却することにより、保温開始から保温のための加熱が始まるまでの時間を短縮し、また、暖められた内気が通気孔14から下方に向かい、断熱反射板19と炊飯釜3間の間隙G2を経て排出孔20に排出されるようにした構成。
請求項(抜粋):
上面開口部が開閉自在な蓋体により覆われる器本体を備え、この器本体内に、炊飯用加熱手段を有する炊飯釜、この炊飯釜に挿脱自在に収容される内釜、保温用加熱手段、冷却用ファン及び制御手段を配設し、且つ、前記炊飯釜の外周面と器本体の内周面との間に筒状の断熱反射板を配設するとともに、器本体底壁中央部に冷気吸入孔を形成し、また、該器本体底壁外周部に排出孔を形成する一方、前記冷却用ファンの真上となる炊飯釜底壁部位に吹出孔を形成するとともに、該炊飯釜周壁上部に通気孔を形成して、前記冷気吸入孔から導入された外気が前記吹出孔から上方に向かい、前記炊飯釜と内釜間に形成される間隙を経て前記通気孔に通気する通気路を構成し、且つ、前記通気孔から排出された排気が下方に向かい、前記断熱反射板と炊飯釜間に形成された間隙を経て前記排出孔に排出する排気路を構成し、さらに前記制御手段により炊飯終了直前または直後に前記冷却用ファンを動作させ、保温温度まで冷却するように構成したことを特徴とする保温式炊飯器。

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