特許
J-GLOBAL ID:200903094566838443

非古典的抗葉酸剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-234557
公開番号(公開出願番号):特開平9-165387
出願日: 1996年09月04日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 より効力の大きい新規な抗葉酸剤を提供する。【解決手段】 芳香族アミドの2-アミノ-4-ヒドロキシ-4,5,6,7-テトラヒドロピリド[2,3-d]ピリミジン誘導体、例えばアミドのアミノ部分がL-グルタミン酸以外であるベンズアミドまたはチエニルカルボキサミドの誘導体などは、葉酸を利用する酵素、特にグリシンアミドリボヌクレオチドホルミルトランスフェラーゼの阻害剤である。典型的な態様はN-(N-{4-[2-(2-アミノ-4-ヒドロキシ-5,6,7,8-テトラヒドロピリド[2,3-d]ピリミジン-6-イル)エチル]ベンゾイル}-L-γ-グルタミル)-D-アスパラギン酸である。
請求項(抜粋):
下式を有する化合物、および薬学上許容可能なその塩およびエステル。【化1】(式中、Qは-OHまたは-NH2であり、Aは-CH2-、-CH2CH2-、-O-または-S-であり、-Ar-は二価の芳香族環であり、Wは-CO-または-SO2-であり、Zは(A) 下式を有するα-アミノ酸基【化2】(式中、*はL配置のキラル中心を表し、nは0〜4の値であり、Rは(i) -COJ(但し、Jはα-アミノ基を介して結合したアミノ酸であり、キラルであるときには、D配置である)、(ii)V(但し、Vは下式を有するテトラゾリル基である)【化3】(式中、Bは水素、C1〜C4アルキル、またはC1〜C4ヒドロキシアルキルである)、または(iii) -SO3H、である)(B) 下式を有するテトラゾリル基【化4】(式中、nは0〜4の値を有し、Eは-COOHまたはVであり、但し、Vはここで定義したテトラゾリル基であり、nが0より大きいかまたはEがV以外であるときには、*で示された炭素原子はL配置である)、(C) -NHR1(但し、R1は水素、-CH2-COOH、または置換または未置換C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、またはポリシクロアルキル基である)、(D) -NR2R3(但し、R2およびR3は独立してC1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、またはCOOTであり、ここでTは水素またはC1〜C4アルキルである)(E)【化5】(式中、それぞれのTは独立して前記で定義した通りであり、nは0〜4の値を有し、yは0または1の値を有する)、(F)【化6】(式中、n、Tおよびyはここで定義した通りであり、但し、少なくとも1個のyは0以外である)、(G)【化7】(式中、n、Tおよびyはここで定義した通りであり、但し、少なくとも1個のyは0以外である)、または(H) -NHOHである。)
IPC (3件):
C07D471/04 117 ,  A61K 31/505 ADU ,  A61K 31/505 AED
FI (3件):
C07D471/04 117 Z ,  A61K 31/505 ADU ,  A61K 31/505 AED

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