特許

J-GLOBAL ID：200903094571944189

トランス及びトランスの製造方法

発明者： 若林 良昌
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 宮越 典明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-131557
公開番号（公開出願番号）：特開平9-320863
出願日： 1996年05月27日
公開日（公表日）： 1997年12月12日
要約：

【要約】【課題】 高周波特性の個々のバラツキが少なく、該特性の良好な、しかも、自動化,機械化を可能とする「トランス及びその製造方法」を提供すること。【解決手段】 “くの字状”に成形した帯状のフイルム状誘電体基板(くの字状誘電体基板4)及び棒状コア3を準備する。そして、この「くの字状誘電体基板4」に一対の導体線路5を密着させて配置し、導体線路を配置したフィルム状誘電体基板A1を作製する(図3工程A)。次に、このフィルム状誘電体基板A1を棒状コア3に巻きつけ、棒状磁気コア(棒状コイル)B1を作製する。この際、フィルム状誘電体基板A1の片面すべてが棒状コア3に密着するように巻きつける(図3工程B)。得られた棒状磁気コア(棒状コイル)B1の両端にコの字型コア2を接続し、閉磁路を形成してトランスを製造する(図3工程C)。

請求項（抜粋）：

“くの字状”に折れ曲った帯状のフイルム状誘電体基板の片面又は両面に該誘電体基板の両端を結ぶ位置に導体線路を形成してなり、この導体線路を形成したフイルム状誘電体基板を棒状コアに巻き付けて作製した棒状コイルと、前記棒状コイルをコの字型コアに接続して閉磁路を形成してなるトランスであって、前記導体線路を形成したフイルム状誘電体基板の頂点及び両端が前記棒状コアの中央及び両端にそれぞれ位置し、かつ該フイルム状誘電体基板の片面のすべてが前記棒状コアに密着して巻きついて形成されていることを特徴とするトランス。

IPC (3件)：

H01F 30/00 ,  H01F 19/06 ,  H01F 41/04

FI (3件)：

H01F 31/00 D ,  H01F 19/06 ,  H01F 41/04 D