特許
J-GLOBAL ID:200903094573197232

パワーウインドウ駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-211174
公開番号(公開出願番号):特開平6-058047
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 窓ガラス上昇方向の途中に異物があっても、異物の挟み込みを継続することがなく、乗員の意思に反することなく窓ガラス開閉操作を行うパワーウインドウ駆動制御装置を得る。【構成】 切換スイッチ98が第1接点98A側に切り換わっている場合では、乗員が手動50を操作を継続していても、乗員の意思に反して異物が挟み込まれると窓ガラスを下降する。そこで、切換スイッチ98を第2接点98B側に切り換えると、OR回路97の出力端子97Cからは、手動スイッチ50が操作されている間は常にハイレベルの信号が出力され、ラッチ回路92をリセット状態に維持することができる。このため、AND回路84の出力端子84Aからハイレベルの信号が出力されても、ラッチ回路92の出力端子92Bからハイレベルの信号が出力されることはなく、モータ12の反転ななされない。従って、窓ガラスは閉鎖方向に動作を継続する。
請求項(抜粋):
車両の窓ガラスをモータの駆動力によって開閉移動させるパワーウインドウ駆動制御装置であって、乗員の操作中のみ前記窓ガラスの閉鎖を指示するマニュアルスイッチと、乗員の僅かな操作によって前記窓ガラスの全閉を指示するオートスイッチと、前記マニュアルスイッチ又はオートスイッチにより窓ガラスの閉鎖が指示されてからの経過時間を計測する計測手段と、前記窓ガラスの全閉を検出するセンサと、前記窓ガラス閉鎖時における前記モータに流れる電流が所定値を越えたことを検出する電流検出手段と、前記電流検出手段で前記モータに流れる電流が所定値を越えたことが検出されかつ前記センサによって前記窓ガラスの全閉が検出されない第1の状態、及び前記窓ガラスの閉鎖が指示されて前記経過時間が所定時間を越えた第2の状態の少なくとも一方の状態の場合には、前記モータを停止または所定時間だけ反転させた後に停止させる駆動制御手段と、前記駆動制御手段によって前記モータを停止させた後に、前記マニュアルスイッチ又はオートスイッチにより窓ガラス閉鎖の指示が継続されている間は、前記窓ガラスが閉鎖移動しないように前記モータの駆動を禁止する禁止手段と、前記マニュアルスイッチを操作したことによる窓ガラス閉鎖動作時に前記禁止手段を非作動する切換スイッチと、を有するパワーウインドウ駆動制御装置。
IPC (3件):
E05F 15/10 ,  B60J 1/17 ,  H02P 3/12

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