特許
J-GLOBAL ID:200903094578246770

多心光コネクタおよびその作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029907
公開番号(公開出願番号):特開平9-203824
出願日: 1996年01月24日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 作業性良く短時間で作製可能な多心光コネクタを提供する。【解決手段】 フェルール3の先端側内部に複数の裸ファイバ挿通孔8を形成し、フェルール3の基端側に光ファイバテープ挿入孔6を形成し、光ファイバテープ13の被覆14を除去した裸光ファイバ9を裸ファイバ挿通孔8に挿入する。裸ファイバ挿通孔8と光ファイバテープ挿入孔6との間にファイバ並列台5aを設け、ファイバ並列台5aには裸ファイバ挿通孔8に連通した裸ファイバ整列溝16を設ける。裸ファイバ整列溝16はその断面形状が円弧を呈してその中心角度が180度よりも大きい逆Ω字形状のオーム溝とし、オーム溝の上端開口幅は裸光ファイバ9の直径よりも小さくする。
請求項(抜粋):
フェルールの先端側内部に複数の裸ファイバ挿通孔が予め定められた配列ピッチで並設され、該フェルールの基端側に光ファイバテープ挿入孔が形成され、複数の光ファイバを帯状に並設して成る光ファイバテープの先端側の被覆が除去された複数の裸光ファイバが前記フェルールの各裸ファイバ挿通孔に、裸光ファイバの根元側の被覆が除去されていない光ファイバテープ部分が光ファイバテープ挿入孔にそれぞれ挿通固定されて成る多心光コネクタにおいて、前記フェルールの前記裸ファイバ挿通孔と前記光ファイバテープ挿入孔との間には裸ファイバ並列台が介設され、この裸ファイバ並列台の表面には前記裸光ファイバを整列するための複数の裸ファイバ整列溝が裸光ファイバの長手方向に伸張され、かつ、対応する裸ファイバ挿通孔に連通させて形成されており、該裸ファイバ整列溝はその横断面形状が円弧を呈して該円弧の中心角度が180 度よりも大きい逆Ω字形状と成しているオーム溝であり、このオーム溝の上端開口幅は裸光ファイバの直径よりも小さく形成されていることを特徴とする多心光コネクタ。

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