特許
J-GLOBAL ID:200903094581449216

判断規則生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-160958
公開番号(公開出願番号):特開平6-004292
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】大量の訓練事例から、曖昧性を加味した表現を持つ判断規則が帰納学習できるようにする。【構成】処理ノード取り出し回路6によって未処理ノードスタック13から取り出されたノードが分岐ノードである場合、区間分割回路8は、そのノードに属する訓練事例群の中で平均値以上の確信度を持つ事例だけを用いて境界値を検出することで区間分割を行い、テスト属性選択回路9は、そのノードでテストに使用する属性として、個々の事例が持つ確信度を考慮した情報利得が最大となるものを選ぶ。ファジィノード分割回路10は、この選ばれた属性の値によってそのノードに属する訓練事例集合をファジィ集合として分割して新たなノードを作成し、その際、連続値型の属性が選ばれているならば、メンバーシップ関数を用いて確信度を再計算して新たなノードに伝搬する。
請求項(抜粋):
連続値型の複数の属性、およびそれに対して与えられた離散多値の分類結果を1つの組とした訓練事例を多数集めた訓練事例群から、複数の分岐ノードと末端ノードよりなる、未知データに対する判断規則を生成する判断規則生成装置において、前記各訓練事例に、その事例自体の確からしさを連続値で示す確信度を予めあるいは前記判断規則の生成開始に際して付与する手段と、前記分岐ノードに属する訓練事例群をもとに、各属性毎に、前記判断規則を構成する上で分類能力の高い境界値を検出することにより区間分割を行う区間分割手段と、前記分岐ノードに属する訓練事例群を対象として、各属性毎に、個々の事例が持つ確信度の要素を含む情報利得を計算し、この情報利得が最大となる属性を、同ノードでのテストに使用する属性として選択するテスト属性選択手段と、このテスト属性選択手段によって選択された属性についての、前記区間分割手段により分割された各区間に対応して生成される区間判定を曖昧に行うためのメンバーシップ関数を用いて、前記分岐ノードに属する個々の訓練事例の確信度を再計算することにより、前記分岐ノードに属する訓練事例群をファジィ集合に分割して、その再計算後の確信度が伝搬された、新たな分岐ノードまたは末端ノードとなり得る複数のノードを生成するファジィノード分割手段と、を具備することを特徴とする判断規則生成装置。
IPC (3件):
G06F 9/44 330 ,  G06F 9/44 ,  G06F 15/18

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