特許
J-GLOBAL ID:200903094584522720

無水マレイン酸の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-091823
公開番号(公開出願番号):特開平5-262755
出願日: 1992年03月17日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【構成】 ブタンを分子状酸素を用いて気相接触酸化して無水マレイン酸を製造するに際し、触媒として、ピロリン酸バナジルと特定の二価〜四価の金属のピロリン酸塩とを一定割合で混合して調製された触媒を、一定条件で賦活処理した後用いる。【効果】 使用触媒が優れた触媒活性、無水マレイン酸への選択性を示すので、高い転化率、選択率で無水マレイン酸を得ることができる。
請求項(抜粋):
ブタンを分子状酸素を用いて気相接触酸化して無水マレイン酸を製造するに際し、触媒として、ピロリン酸バナジルに、式(I)M2+2P2O7 (I)(式中、M2+はMg、Ca、Mn、Fe、Ni、Co、CuおよびZnから選ばれた二価の金属を表わす)、式(II)M3+4(P2O7)3 (II)(式中、M3+はMn、Fe、La、Ce、Nd、PrおよびSmから選ばれた三価の金属を表わす。)および式(III)M4+P2O7 (III)(式中、M4+はZr、Sn、Ti、HfおよびGeから選ばれた四価の金属を表わす。)で表わされる二価〜四価の金属のピロリン酸塩から選ばれた少なくとも1種を、式(I)〜(III)で表わされるピロリン酸塩/ピロリン酸バナジルのモル比が0.01〜0.5となる割合で混合することにより調製された触媒を、不活性ガス中またはブタンと分子状酸素含有ガスの混合ガス中にて350〜700°Cで前処理した後、用いることを特徴とする無水マレイン酸の製造法。
IPC (4件):
C07D307/60 ,  B01J 27/18 ,  B01J 37/14 ,  C07B 61/00 300

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